お知らせ・記者発表
「第1回 中国国際輸入博覧会」に日本から約380社・団体が出品
2018年10月03日
中国政府主導の「輸入」に特化した総合見本市に、国別で最大の参加規模
ジェトロは、「第1回 中国国際輸入博覧会(CIIE2018)」(主催:中国商務部、上海市人民政府、会期:11月5日から10日、会場:国家会展中心/上海)にジャパン・パビリオンを設置します。日本政府の推薦を受けた唯一の取りまとめ機関であるジェトロは「ハイエンド・インテリジェント機器」「服飾・日用消費品」「食品・農産品」「医療機器・医薬保健」「サービス貿易」の5分野の展示ホールにジャパン・パビリオンを設置、国内中小企業を中心に計261社・団体が出品し中国市場での販路拡大をめざします。
CIIE2018は、「一帯一路」国際協力サミットフォーラム(2017年5月実施)で習近平中国国家主席が開催を発表した輸入に特化した総合見本市です。世界各国の経済交流・協力の強化、世界の貿易と経済成長を促進し、開放型の世界経済発展を促進する見本市と位置づけられています。会場は(1)ハイエンド ・インテリジェント機器、(2)消費者向け電子製品(CE)、(3)自動車、(4)服飾 ・日用消費品、(5)食品・農産品、(6)医療機器・医薬保健、(7)サービス貿易(観光サービス、エマージングテクノロジー、文化・教育、クリエイティブデザイン、アウトソーシングなど)の7分野をテーマとする展示ホールで構成されます。
なお、ジェトロが取りまとめる分野・企業以外にも、主催者へ直接申し込んだ日本企業が約120社あり、オールジャパンとしては約380社・団体が出品、出品者数、展示スペース(総規模15,000平方メートル以上)とも国別で最大の参加規模となります。
主な特長は次のとおりです。
- 中国にとっての輸入がテーマで、中国内で生産されたものや中国法人は出品の対象外。
- 中国の各地方政府が大規模バイヤー団を派遣、全体で15万社のバイヤーの来場が見込まれる。
- オールジャパンとして約380社・団体、総規模15,000平方メートル以上となり、国別で最大の参加規模。
- ジェトロとりまとめ企業は8割以上が中小企業となっており、世界的な大企業の出展が中心となるCIIE2018において中小企業に出品の機会を提供。
- ジャパン・パビリオンのテーマは、「匠の心」とイノベーションを意味する「創新」という言葉をかけあわせた「匠心×創新(たくみのこころ・そうしん)」。日本の優れた商品や技術、サービスを発信。
- ユーザ-数11億人以上といわれる中国最大のSNS「WeChat」を活用し、会期前より出品企業の製品やコンタクト先をバイヤー向けに提供。
- 日用品分野では、司会が出品者と対話する形式の商品PRイベントを、インターネットを通じてLIVE配信する。司会は「網紅(ワンホン)」と呼ばれる中国で影響力を持つネット・インフルエンサーが務める。
中国国際輸入博覧会(CIIE 2018)概要
- 名称
- :第1回 中国国際輸入博覧会(CIIE 2018)
- 会期
- :2018年11月5日(月曜)~10日(土曜) 6日間 9時00分~18時00分(初日のみ8時00分~18時00分)
- 開催地
- :中国・上海
- 会場
- :国家会展中心(上海)
- 主催機関
- :中国商務部、上海市人民政府
- 運営機関
- :中国国際輸入博覧局、国家会展中心(上海)
- 面積
- :日本企業全体で約15,000平方メートル(うち、ジャパン・パビリオン 4,566平方メートル)
- 出品企業・団体数
- :日本企業全体で約380社・団体(うち、ジャパン・パビリオン 261社・団体)
分野 | 日本企業全体 | うち、ジャパン・パビリオン |
---|---|---|
サービス貿易 | 24社・団体 | 18社・団体 |
自動車 | 6社・団体 | 0 |
ハイエンド・インテリジェント機器 | 44社・団体 | 26社・団体 |
消費者向け電子製品(CE) | 5社・団体 | 0 |
服飾・日用消費品 | 96社・団体 | 71社・団体 |
医療機器・医薬保健 | 44社・団体 | 36社・団体 |
食品・農産品 | 163社・団体 | 110社・団体 |
※サービス貿易
観光サービス、エマージングテクノロジー、文化・教育、クリエイティブデザイン、アウトソーシングなど
※ジャパン・パビリオン261社・団体の企業分類
大企業:28社、中小企業:216社、自治体・団体:17自治体・団体

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ジェトロ展示事業課 中国輸入博班(担当:佐藤、宮崎)
Tel:03-3582-5650 E-mail:faa4@jetro.go.jp