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タイ最大級の食品総合見本市「THAIFEX 2018」にジャパンパビリオンを設置

2018年05月23日

過去最多の78社・団体が日本産食品をタイ国及びアジア諸国市場に売り込む

ジェトロは、農林水産省「戦略的輸出拡大サポート」事業の一環として、5月29日(火曜)~6月2日(土曜)、タイ・バンコクで開催されるタイ最大級の総合食品見本市「THAIFEX 2018」にジャパンパビリオンを設置します。7年連続8回目の出展となる今回は、昨年2017年の出展時と比べ、ジャパンパビリオンの出展面積を90平方メートル拡張し、昨年より11社多い過去最多の78社・団体にて出品します。

ビジネス要素が強化された「THAIFEX2018」に78社・団体が出品

本見本市は46カ国から2,169社が出展し、アジアを中心とした近隣諸国をはじめ130カ国から55,111名のバイヤーが訪れる、タイ最大級の食品総合見本市です。今年はビジネス来場者のみ来場可能な日数を3日から4日に延長されるとともに、THAIFEX出品者と現地バイヤーを繋ぐ、バイヤーマッチングシステムが強化され、例年と比べビジネスに注力した見本市となっています。
このようなビジネス要素が強化されたTHAIFEX2018のジャパンパビリオンでは過去最多の78社・団体が出品し、日本産食品の品質の高さや魅力をアピールしつつ、タイ市場への販路拡大を目指します。


THAIFEX2017ジャパンパビリオンの様子

有望な成長市場であるタイの地方都市

タイ向け食品輸出額の推移

図1 出典:農林水産省

タイは日本からの農林水産・食品の輸出先国ではASEAN諸国第2位、世界第7位に位置付けられます。2017年、日本からの輸出額は約391億円(対前年比18.7%増)、さらにタイ国内の日本食レストラン数は2,774店(対前年比2.2%増)にのぼります。

輸出額が伸びている要因のひとつは、タイの地方都市の日本食レストランの普及です。表1「タイの日本食レストラン数の推移」のとおり、地方でのレストラン数が5年間で約2倍増えており、今後もさらなる需要が期待される成長市場です。

(表1)タイの日本食レストラン数の推移
年月バンコク地方全国計 純増数 純増数(増加率)純増数純増数(増加率)
2010年2月 913 394 1,307
2012年6月 1,128 548 1,676 369 28.2%
2013年4月 1,241 565 1,806 130 7.8%
2014年6月 1,553 721 2,274 468 25.9%
2015年6月 1,728 891 2,619 345 15.2%
2016年7月 1,753 960 2,713 94 3.6%
2017年7月 1,739 1,035 2,774 61 2.2%
(新335、退349) (新169、退94) (新504、退443)

出所:ジェトロ・バンコク事務所

第三国輸出拠点としてのタイの特徴

もうひとつの大きな要因は、物流のハブであるタイは周辺国バイヤーにとって商品買い付けの場となっている点です。ジェトロではドバイ等の周辺国からもバイヤーを招聘し、より広範なアジア地域での日本産農林水産物・食品の販路開拓、拡大を目指します。
また、タイ向け農林水産物・食品輸出を品目別にみると、缶詰等加工品の原材料として使用される「かつお・まぐろ類、さば、いわし」が上位2~4位(表2)となっており、このニーズに目を付け、タイへの原材料供給型輸出を目指す企業も出品します。そこで、ジェトロでは初めての取り組みとして、THAIFEXに出展するタイの食品メーカーとジャパンパビリオン出品者の商談のマッチングを行います。

(表2)2017年タイ向け農林水産物・食品輸出上位5品目
順位品目金額
1 豚の皮 80億円
2 かつお・まぐろ類 66億円
3 さば 27億円
4 いわし 18億円
5 ソース混合調味料 15億円

出所:農林水産省

バイヤーラウンジおよびショーケース設置により商談機会の提供を強化

THAIFEXジャパンパビリオンで初めてバイヤーラウンジを設置し、バイヤーと出品者の商談促進を図ります。また、来場バイヤーがより多くの出品者に関心を持つ取り組みとして、出品者の食材を使用したフィンガーフードの提供や全出品者商品を一同に展示するショーケースを設置します。

THAIFEX会期中の確実な商流構築を目指した「商談強化コース」の事前開催

ジェトロでは、タイへの商流をもたない企業がTHAIFEX会期中に現地パートナーの発掘と商流構築を確実なものにすべく、会期に先立つ4月24日(火曜)~25日(水曜)に「商談強化コース」をバンコク市内で開催しました。競合品の分析や現地流通業者との面談を通じ、タイへの販路拡大に係る具体的な課題、改善点等を明らかにしました。参加した3社は会期までに事前準備、商品のブラッシュアップを行い、会期中は現地輸入業者との商談に挑みます。うち1社、和牛ホルモンを出品するアドバンス株式会社(大阪府)は、コース参加後、認定畜場及び食肉処理場の利用や衛生証明書の取得がタイ向け輸出の必須条件であることを認識し、会期前に輸出体制を整えることに成功。和牛ホルモンの日本からの本格的なタイ向け輸出は初めてとなるため、THAIFEX会期中はバイヤーから大きく注目されることが期待されます。ジェトロは見本市準備期間においても、出品者への情報提供の充実・強化を図り、日本産食品の輸出促進を支援してまいります。

商流に応じたブース配置、THAIFEX最終日の相談会の実施

THAIFEX2018では、ジャパンパビリオンでは初めて「新規商流構築コース」と「販路拡大コース」のコース分けを行い、企業のブース配置を行います。「新規商流構築コース」の出品者は、タイへの輸出にあたっての輸入業者を探すことを目的とし、ジェトロの海外コーディネーターによる支援を受けながら商談に臨みます。一方、「販路拡大コース」の出品者は、既に現地パートナーがいるため、小売店・レストラン関係者を中心に商談を行います。出品者およびバイヤー双方にとって効率的かつ目的にあった商談を促します。
また、THAIFEX会期の最終日には、出品者を対象に個別相談会を実施します。ジェトロのコーディネーター等が会期中に引き合いのあったバイヤーへのフォロー方法や、輸出手続き等をアドバイスし、具体的な成果に繋げます。


ジャパンパビリオン概要:

主催
:ジェトロ
会期
:2018年5月29日(火曜)~6月2日(土曜)

※最終日6月2日(土曜)はパブリック&トレードデーとなり、一般来場者も来場可能。

会場
:IMPACT Exhibition and Convention Center(IMPACT Hall 4)
参加企業
:78社・団体(別紙参照)
参加規模
:612平方メートル

THAIFEX 2017実績:

会期
:2017年5月31日(水曜)~6月4日(日曜)
出品者数
:2,169社・団体(40カ国)
来場者数
:55,111人(バイヤー来場数のみ)
展示面積
:93,500平米
主催者
:ケルンメッセ株式会社

「THAIFEX 2018」ジャパンパビリオンについて

農林水産・食品部 農林水産・食品事業推進課(担当:和波、三好)
Tel:03-3582-5546

ジェトロ・バンコク事務所(担当:瀧山、百田)
Tel: +66-2-253-6441