お知らせ・記者発表
米国東海岸最大級の高級食品見本市「Summer Fancy Food Show 2017」にジャパンパビリオンを設置
米国トレンドの健康関連食品を継続出展で売り込む
2017年06月15日
ジェトロは、農林水産省「輸出総合サポートプロジェクト」事業の一環として、2017年6月25日(日曜)~27日(火曜)に米国・ニューヨークで開催される、米国東海岸最大級の高級食品見本市「Summer Fancy Food Show 2017」にジャパンパビリオンを出展します。本見本市は毎年1月にサンフランシスコで開催されるWinter Fancy Food Showと並ぶ米国を代表する食品見本市であり、55カ国から2,500社以上が出展し、米国を中心に47,000人ものバイヤーが訪れます。ジャパンパビリオンの出展は7回目となり、24社・団体が出品します。
1.更なる輸出拡大が期待される米国市場
米国は、日本の農林水産物・食品の国・地域別輸出先として香港に次ぎ、世界第2位の市場(1,044億円、2016年)です。昨年はアルコール飲料や調味料の金額は伸びたものの、ホタテの不漁の影響が大きく、前年比マイナス2.5%となりましたが、2017年の1~3月までの輸出金額は昨年の同時期よりも金額が伸びており、今年の米国への輸出額の増加が期待されます。
2.継続出展が米国市場開拓への成功のカギ
米国は他の市場と比較して商流を持たない企業の新規参入が難しいと言われており、商流確立には継続的な努力が必要とされています。そのような中、ジェトロでは継続的にWinter Fancy Food Show(サンフランシスコ)とSummer Fancy Food Show(ニューヨーク)にジャパンパビリオンを出展し、本見本市の出品者も24社・団体中20社・団体がジェトロで支援を行っている米国見本市に出展経験を持っているなど、継続的に活動を続けています。
ジェトロはこれらの企業の米国市場進出をさらに支援すべく、本見本市では有望バイヤーのジャパンパビリオンの誘致を強化し、日本産食品の更なる販路拡大を促進します。
3.米国トレンドに合わせた健康関連食品を多数出品
米国はオーガニック食品の世界最大のマーケットであり、オーガニックトレード協会の調査によると2016年の米国におけるオーガニック食品の売上は前年比4.8%増の430億ドルにのぼり、これは米国の食品全体の売上の5.3%にあたります。
ジャパンパビリオンではこのような米国の健康関連食品への関心の高まりに合わせ、有機醤油や有機味噌をはじめ、グルテンフリー食品やベジタリアン食品、ヴィーガン食品(完全菜食主義者)等を多数出品します。巨大なマーケットの特色に合わせた商品を展開することにより、日本産食品を米国市場に売り込んでいきます。
米国オーガニック関連商品売上推移(2007年~2016年)
(単位:10億ドル)

(出典)Organic Trade Associationよりジェトロ作成
ジャパンパビリオン 概要
- 主催:
- ジェトロ
- 会期:
- 2017年6月25日(日曜)~27日(火曜)
- 会場:
- Jacob K. Javits Convention Center
- 参加企業:
- 24社(団体含む)(添付資料参照)
- 参加規模:
- 2,000 sq.ft.(うち、出品者ブースは1,700 sq.ft.)
Summer Fancy Food Show 2016 実績
- 出品者数:
- 2,670社(出品国数:55カ国・地域)
- 来場者数:
- 47,000人
- 展示面積:
- 363,000sq.ft.

Summer Fancy Food Show 2016ジャパンパビリオン

Summer Fancy Food Show 2017ジャパンパビリオンイメージ
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ジェトロ農林水産・食品事業推進課(担当:和波、内川)
Tel:03-3582-5546ジェトロ・ニューヨーク事務所(担当:沼田)
Tel:+1-212-997-0400