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中国・青島で開催される世界三大水産見本市「China Fisheries and Seafood Expo 2017」にジャパンパビリオンを設置

2017年10月18日

米国を抜き輸出先第2位の中国市場に向けて、更なる輸出拡大を目指す

ジェトロは、農林水産省「輸出総合サポートプロジェクト」事業の一環として11月1日(水曜)~3日(金曜)、中国・青島で開催される「China Fisheries & Seafood Expo 2017」(CFSE 2017)に、ジャパンパビリオンを設置します。CFSEはブリュッセル(Seafood Expo Global)、ボストン(Seafood Expo North America)と並ぶ世界三大水産見本市であり、世界の水産関係者が一堂に会する機会の一つとなっています。

日本から中国への水産物輸出額は順調に伸びており、昨年は米国を抜いて第2位の輸出先国となりました。加工用原料に加え、近年は魚介類消費量が伸びており、一般消費用水産物の輸出が増加していると見られます。今回のジャパンパビリオンには、高品質なホタテやサケ、練り製品など、業務用から一般用まで多様なニーズに応えられる企業4社が出品します。中国向け水産物輸出に必要な施設登録も今後進むと見られる中、中国、また世界への日本産水産物の販路拡大を目指します。

1.水産物輸出が伸び悩む中、中国向けは順調

2016年、日本から中国に向けた水産物輸出額は前年比9.7%増の423.1億円でした(表1参照)。水産物の輸出金額全体の伸び率を見ると同4.2%減で、輸出上位国・地域である香港、米国、台湾、ベトナムとも軒並み減少していますが、中国は順調な伸びを見せ、昨年は米国を抜き輸出先国第2位となっています。
中国はホタテやサケ・マス類等の加工拠点として、日本から多くの水産物が輸出されていますが、近年の輸出の伸びの背景の一つとして考えられるのが、中国国内での魚介類消費量の伸びです(※注)。日本の魚介類消費量は減少の趨勢にありますが、世界的には増加傾向で、中でも中国は、もともと魚を食べる習慣があるほか、所得水準が向上し、内陸部にも海水魚を食べる習慣が広がっています。 中国への水産物輸出は今後益々増加すると期待されています。

(※注)水産庁ウェブページ「平成28年度 水産白書 全文」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますより、「第1節 世界の漁業の状況PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」4ページめ、「図Ⅰ-1-2 主要国・地域の1人1年当たり食用魚介類消費量の推移(粗食料ベース)」参照

表1:日本からの国・地域別水産物輸出実績(単位:億円)

国・地域2014年2015年2016年
金額前年比金額前年比金額前年比
世界(計) 2,336.7 5.4% 2,756.5 18.0% 2,640.5 -4.2%
香港 689.9 6.1% 820.7 19.0% 800.0 -2.5%
中国 315.5 20.8% 385.6 22.2% 423.1 9.7%
米国 360.6 18.1% 393.2 9.0% 348.8 -11.3%
台湾 156.6 3.4% 192.4 22.9% 181.3 -5.8%
ベトナム 196.9 1.2% 220.2 11.8% 169.1 -23.2%

(出所:農林水産物輸出入概況(2015年、2016年)よりジェトロ作成)

2.中国向け輸出水産食品の取扱要領が改正、新規の施設登録による輸出拡大に期待

中国向けに水産物を輸出するには、日本国内の加工施設や保管施設を中国政府へ登録し、衛生証明書を添付することが必要となります。これまで、中国政府は自国で定める衛生規定を踏まえ、登録施設に係る衛生要件や登録施設の定義等を見直していましたが、日中両国政府間の協議が終了したことから、2017年9月1日付で輸出水産食品の取扱要領が改正・適用されることとなりました。これにより、これまで停止状態にあった新規の施設登録も順次進み、更なる中国向け水産物輸出の拡大につながることが期待されます。

3.高品質な水産物を出品、日本らしさを演出し集客増へ

ジャパンパビリオンには高品質な水産物・水産加工品を取り扱う企業が4社出品し、北海道産のホタテやサケ、練り製品などの販路拡大を目指します。
ジェトロは昨年8月の香港Food Expo以降、海外の食品関連見本市におけるジャパンパビリオンでは、統一デザインを使用しています。木組みを用いることで日本らしさを表現するとともに、高級感と趣を演出、他ブースと明確に差別化を図れるデザインとし、これにより海外のバイヤー等に「JAPAN」をより意識してもらうこととしています。
今回のCFSE 2017では、ブースの日本らしさに加え、「日本」と漢字で表記することで、中国人バイヤーはもちろん各国来場者の関心を引き、ジャパンパビリオンへの集客増を目指します。

ジャパンパビリオン概要

主催
ジェトロ
会期
2017年11月1日(水曜)~3日(金曜)(3日間)
会場
青島国際博覧中心(Qingdao International Expo Center)Hall 2
参加企業
4社(別紙参照)
参加規模
108平方メートル

CFSE 2017ジャパンパビリオンイメージ図

(参考)CFSE2016実績

会期
2016年11月2日(水曜)~4日(金曜)(3日間)
出品者数
1,408社(46ヵ国)
来場者数
29,365人
展示面積
33,930平方メートル
主催者
Sea Fare Expositions, Inc.

ジェトロ農林水産・食品事業推進課 (担当:清島)
Tel:03-3582-5546

ジェトロ水産品支援課 (担当:渕田)
Tel:03-3582-8349

ジェトロ・青島事務所 (担当:佐藤)
Tel:+86-532-8387-8909