世界各国の関税率を調べるには

2014年2月更新

各国(税関)で輸入や輸出の際に課される税を関税 (*1) といいます。主に輸入国が課す輸入関税のことをさすことが多く、商品によっては大きなウェートを占める場合もあり、取扱商品の関税率を確認することは輸出入取引の基本です。

世界各国の関税率 (*2) を調べる方法は、各国(175カ国)の関税率が無料で検索できるデータベースWorldTariff、書籍版の世界各国の関税率表、各国税関などのウェブサイトなどがあります。この中で WorldTariff は、ジェトロ のウェブサイトからユーザー登録をしていただくと、日本国内居住者であればどなたでも無料でご利用(来館不要)できます。まずは WorldTariff でお調べください。

  • WorldTariffで調べる
  • 世界各国の関税率表(書籍版)で調べる
  • ウェブサイトで公開されている各国の関税率表で調べる
  • その他のよくある質問
    • Q1. HS番号とは何ですか?
    • Q2. HS番号の調べ方-取扱商品のHS番号はどのように調べたらよいですか?
    • Q3. 関税率を調べてくれるところはありますか?
    • Q4. 各国の関税制度について知りたい
    • Q5. FTA/EPAなどによる世界各国の関税引き下げ等の最新情報はありますか?
    • Q6. その他-WorldTariffでよくある質問
  • 関税についての基礎知識
    関税率を調べる初心者向けに簡略に説明したものです。
    用語の詳細な解釈・説明は別途お調べください。
    1. 関税(Customs Duty)とは
    2. 関税率(Customs Duty Rate)とは
    3. 関税を決定するのは
    4. 関税を負担するのは
    5. 関税の課税方法
    6. 関税の基準価格
    7. 関税率の種類
    8. 少額輸入貨物に対する簡易税率制度
    9. 特殊な関税
    10. 関税以外の諸税について
    11. 再輸出・再輸入に関する関税について
    12. 原産国について

※関税率を調べる前に
関税は商品ごとにその税率が定められています。この商品別の品目を特定するのが、世界各国で採用されている国際統一品目分類のHS番号(*3)で、上6桁までは世界共通です。お調べの商品がHS番号の何番に当たるかをまず確認していただくと、それ以後の調査がスムーズになります。
詳しくは「 HS番号の調べ方 」を参照ください。

※関税率を調べるにあたっての基本的な注意事項
(1)品目分類や関税率は、各国税関の判断になります。
(2)各データ・資料について、更新年月日を確認の上ご利用ください。
(3)各国間のFTA・EPA等関税に関わる協定の動向にご留意ください。
最終的には、輸入業者やE-mailを媒介に、各国税関にご確認ください。

ご紹介資料について
WEB ウェブサイト DB データベース。データベースコーナーでご覧になれます。

** 必須(調べる際に、まず利用してほしいもの)
* お奨め(内容が充実しているもの)

WEBDB WorldTariffで調べる **

WorldTariff は米国FedEx Trade Networks社が提供している世界の関税率情報データベースです。
世界175カ国を収録しており、品目別の関税率(MFN税率、原産地国別の最低適用税率)と輸入時にかかる諸税(付加価値税・売上税・酒税など国により異なる)を調べることができます。英語表記で注記や脚注のフォームが統一されており、同一商品の各国の関税率を比較する(同時比較は3カ国まで)ことが可能です。日本から各国へ輸出する際の輸入国側関税率だけでなく、タイから中国へなど外国間の輸入関税率が調べられます。(輸出関税の収録はありません。)
検索方法は品目分類(HS)番号と英語の商品名の2種類が用意されています。
まずは、お調べの国が WorldTariff に収録されているかご確認ください。
WorldTariff収録国一覧外部サイトへ

<ご利用方法>
ジェトロ のウェブサイトからユーザー登録をしていただくと、日本国内居住者であればどなたでも無料でご利用できます。ユーザー登録は、「 初めての方へ 」から、氏名、住所、メールアドレス(ドメインがJPのものを使用してください)等をローマ字で入力するだけで、完了します。ユーザー登録後、登録したメールアドレスにID、パスワードの2通のメールが届きます。
また、 WorldTariff は、当ライブラリーのデータベースコーナーでもご利用が可能です。是非ご利用ください。

<具体的な検索例>
レファレンスQ&A− 海外から日本へ、アロマオイル(精油)を輸入する際の関税率を調べたい

<検索例>→ 詳細画面はこちらPDFファイル(177KB)
検索例は、海外→日本ですが、日本→海外、タイ→中国などの関税率も調べ方の基本は同じです。例えば、タイ→中国の場合、仕向け国/輸出先は輸入国(中国)を選択し、関税率表の“原産国ごとの最も低い税率”Country of Origin(原産国)リストから輸出国(タイ)の関税率をみます。

世界各国の関税率表(書籍版)で調べる

ジェトロ・ビジネスライブラリーの関税率表のコーナーでは、海外のジェトロ事務所を通して収集した世界各国の関税率表(書籍版)を所蔵しています。⇒ 館内フロアガイド

関税率表(書籍版)は、国・資料によりますが、関連法規、各種の輸入規制情報、各種協定、二国間FTAなどの特恵関税情報、減免措置スケジュールなど関税に関わる詳細情報が掲載されています。

ただし、関税率表(書籍版)は、できる限り最新版を入手するように努めていますが、出版までのタイムラグ等があり、所蔵する年版が古い場合があります。また、表示言語に英語併記がなく現地語のみの場合があり、掲載フォームも各国独自のため、関税率や複雑な関税体系を読み解くのが一般的には難しいです。最新の関税率を簡易に調べたい場合は WorldTariff のご利用をお奨めします。( WorldTariff の情報ソースも各国当局です。)

検索方法1

国別ビジネス情報源 の各国おすすめ資料に所蔵する関税率表の記載があります。(国によっては所蔵なし)
検索例:国別ビジネス情報源>インド> 関税率表

検索方法2

蔵書検索(OPAC)外部サイトへ のキーワードに「関税(関税率ではヒットしない場合あり)」、「対象国名」を入力し、ヒットした資料の中からcustoms tariff, import tariffなどのワードが入っている資料をピックアップし詳細情報を見て関税率表か確認します。
検索例:蔵書検索(OPAC)のキーワードに「関税 インド」入力→ヒットした資料の中からcustoms tariff の資料を探すと、「 Big's easy reference customs tariff外部サイトへ 」=インドの関税率表が見つかります。

※関税率表(書籍版)所蔵の有無について、電話・E-mail等にて、お問い合わせいただければ、お答えします。

WEB 世界各国の関税情報源ウェブサイト

WorldTariff に収録されていない国、書籍版の関税率表も所蔵がない国を調べる際の情報源として、世界各国の関税管轄官庁・関連機関のウェブサイトがあります。ジェトロ・ビジネスライブラリー作成の世界各国の関税情報源リンク集は、世界各国の関税に関連するウェブサイトへのリンクを収録しています。ただし、各ウェブサイトは、作成機関により言語、記載内容が様々です。商品分類(HS)別の検索ができるとは限りません。関税情報問い合わせ先の参考の一つとしてご利用ください。
世界各国の関税情報源リンク集 WEB

*リンク集に関して、国によっては、現地語のみで英語版のない場合、ウェブ更新が遅れているあるいは更新年月日そのものの記載のない場合、品目分類(HS)番号別の関税率の記載のない場合等ありますので、ご注意ください。また、リンクは定期的に確認していますが、リンク切れになる場合もありますのでご了承ください。

その他よくある質問

1. HS番号とは何ですか?

1.
HS番号(コード)とは、国際統一の品目分類番号のことです。正式には、HS条約"International Convention on the Harmonized Commodity Description and Coding System"「商品の名称および分類についての統一システムに関する国際条約」に基づく、国際貿易商品の名称および品目分類番号(コード)です。世界の多くの国(加盟、適用国・地域は200以上)が、関税率や貿易統計に採用しています。すべての物品はHS番号のいずれかに分類され、上6桁が世界共通、7桁以降は、各国独自の細分類で、品目により桁数(~,8,10,11桁など)や分類数(7桁以降の中での細分類数)が異なります。
貿易投資相談Q&A: HSコードについて
World Customs Organization(世界税関機構)外部サイトへHS Nomenclature 2012外部サイトへ

ビジネスライブラリーではHSコード解説の書籍版(2012)を所蔵しています: Explanatory notes : harmonized commodity description and coding system /World Customs Organization外部サイトへ

2.HS番号の調べ方—取扱商品のHS(品目分類)番号はどのように調べたらよいですか?

2.
HS(品目分類)番号は、関税を決定する重要な番号です。取扱商品がどのHS番号に分類されるかは、各国税関の判断になります。簡易に調べるには以下の方法がありますが、最終的には、輸入業者やE-mail等を媒介に、各国税関にご確認ください。

  • HS番号の上6桁は世界共通です。そのため、日本のHS番号の上6桁までを参照することができます。日本の 税関ウェブサイト外部サイトへ には「 実行関税率表外部サイトへ 」、が公開されていますので、分類を部、類とたどってHS番号の上6桁を調べることが可能です。書籍版の 実行関税率表外部サイトへ では、巻末索引の品目名から該当するHS番号を捜すことができます。ただし、分類表で用いられている用語は必ずしも一般的な用語と一致しません。また、HS番号は、商品の形状、容積、重量、構成要素等によっても変わる場合があります。
    お調べの商品の HS番号上6桁(世界共通部分) までが何番にあたるか上記方法で不明な場合、日本の税関相談官室に電話で問い合わせることが可能です
    *商品の詳細情報を準備した上で、「商品○○の上6桁のHS番号を教えてください。」とお問い合わせください。なお、日本の税関では、海外の7桁以降のHS番号や関税率についてはお答えしていませんので、ご注意ください。
    税関外部サイトへ問合せ先一覧外部サイトへ   (東京税関相談官室 03-3529-0700)
    *HS番号は World Customs Organization外部サイトへ により、定期的に改定されます。国によっては旧版を使用している場合がありますのでご注意ください。
    税関外部サイトへHS条約の2012年改正に伴うHSコードの変更について外部サイトへ
  • WorldTariff では、HSコード検索と、テキスト検索が可能です。
    HSコード検索は、HSコードを階層別(2桁→4桁→6桁以上)に、Description(英語の品目説明)から該当する番号を選んでいくことができます。ただし、上6桁までを、上記(日本のHS番号を参照する)方法であらかじめ把握しておくほうが検索し易い場合があります。
    テキスト検索では、テキストの欄に、キーワードとなる品目名(英語)を入れると、関連するHS番号がヒットします。さらに、Description(英語の品目説明)から該当する分類番号を選んで関税率を調べることができます。ただし一般的な用語ではヒットしない場合がありますのでご注意ください。
    *各国の財務省や税関等の関税管轄官庁のウェブサイトでは、当該国のHS分類・品目解説表(HS Classification、HS Nomenclatureなどの項目)を掲載している場合があります。
    世界各国の関税情報源リンク集 >各国税関のウェブサイト

3. 関税率を調べてくれるところはありますか?

3.
海外の関税率について、品目分類(HS番号)、関税率は現地税関の判断になるため、 WorldTariff での検索結果は目安と考え、最終的には輸入業者を通して現地税関に確認してもらうか、E-mail等で、現地税関に問い合わせることをお奨めします。(事前教示制度等の対応は国により異なります。)
世界各国の関税情報源リンク集 >各国税関ウェブサイト
なお、日本の関税率については日本税関の 事前教示制度外部サイトへ で問い合わせることが可能です。

4.各国の関税制度について知りたい

4.
各国の関税制度については、以下ジェトロ・ウェブサイトに詳しい解説があります。各国の関税率を調べる前に、当該国の関税制度の概要を把握しておくことをお奨めします。こちらには関税率問い合わせ先のリンクもあります。
【記載項目】
管轄官庁・関税率問合せ先・関税体系・品目分類・関税の種類・課税基準・対日輸入適用税率・特恵等特別措置・関連法・関税率以外の諸税・その他

5. FTA/EPAなどによる世界各国の関税引き下げ等の最新情報はありますか?

5.

  • 日本と各国
    日本と各国で締結済みのFTA/EPA関税引き下げスケジュールは、 WorldTariff (関税率表・虫眼鏡の印の箇所)で品目別にご覧いただけます。
    日本が締結・交渉している経済連携協定については
    税関外部サイトへ経済連携協定(FTA/EPA)(関税・税関関係)外部サイトへ
  • 世界各国
    世界各国の各協定の概要、進捗状況一覧は以下ジェトロ・ウェブサイトに掲載があります。
    世界と日本の主要なFTA一覧(2013年11月現在)
    国・地域によりますが、各国のFTA/EPA関連ウェブサイトに協定全文、引き下げスケジュール等の掲載があります。国・地域名とTariff Reductionなどのキーワードで検索してください。
    例: China FTA center外部サイトへChina-ASEAN FTA外部サイトへ
    China's Tariff Reduction Lists to ASEAN Countries
    ASEAN Countries' Tariff Reduction Lists to China
    国・地域によりますが、ジェトロ・ウェブサイトの 世界のビジネスニュース(通商弘報) の簡易検索で「関税 引き下げ」とキーワード入力して検索すると、ジェトロ海外事務所が収集した関連情報の記事要約を閲覧できます。記事全文閲覧ご希望の場合は、ジェトロ・ビジネスライブラリー館内で、閲覧することができます。
    また、国・地域によりますが、ジェトロ・ビジネスライブラリーに、地域貿易協定(FTA、EPAなど)による関税引下げスケジュール表(書籍版)の所蔵があります。

6.その他-WorldTariffでよくある質問

6.

  • WorldTariff でUOMとはなんですか?
    Unit of Measure(数量単位)の略です。UOM(紫色の部分)をクリックすると各略称の説明表になります。
    このUOMは、各国税関で貿易統計をとるための申告時の数量単位で、課税基準ではありません。関税率表では、基本的に%で示されているものは従価税(貨物の価格を課税基準とする方法)となります。従量税の場合は、MFNの欄に○○JPN/KG(1キロあたり○○日本円の課税)等の形で掲載されます。
  • WorldTariff でEUの関税率を調べたい。
    仕向け国/輸出先のリストより、European Unionを選択してください。なお、リストにあるEU Exportは、EUの輸出品目表で、関税率はありません。
  • WorldTariff で韓国の関税率を調べたいのですが、Koreaが見つかりません。
    韓国は、South Koreaになります。
  • WorldTariff で輸出関税率は調べられますか?
    輸出関税は収録がありません。各国の関税率表(書籍版)などでお調べください。
    例:中国「中華人民共和国海関進出口税則 : 十位編碼・監管条件・申報目録・出口退税・政策法規・海関代征税一覧表」[T-113/-/-/CI- ]輸出関税率の掲載があります。

関税についての基礎知識

関税率を調べる初心者向けに簡略に説明したものです。
用語の詳細な解釈・説明は別途お調べください。
日本の関税については、税関のウェブサイトをご参照ください。
税関外部サイトへ関税のしくみ外部サイトへ

1.関税(Customs Duty)とは

輸出入貨物に対し各国税関で課される税金です。輸入税、輸出税などがありますが、一般には輸入税をさします。関税は主に、国内産業の保護、税収の確保を目的としています。中国、ロシア、カンボジア、ミャンマーなどは、品目により輸出関税があります。

2.関税率(Customs Duty Rate)とは

関税額を決定するために輸入貨物の価格や、数量等に対して適用される比率のことです。

3.関税を決定するのは

各国の税関が各国の法に基づき決定します。最終的には現地税関の判断になるため、品目分類含め、実際の適用率は、現地輸入業者を通してあるいはE-mail等で直接、現地税関に確認してください。(対応は税関により異なります。)

4.関税を負担するのは

契約条件によりますが、輸入者負担が一般的です。DDP—Delivered Duty Paid関税込持込渡条件など、輸出者が負担する場合もあります。

貿易投資相談Q&A : インコタームズ2010(2011.1.1発効)
: EU向けDDP条件で輸出する際の注意事項

5.関税の課税方法

従価税
(Ad Valorem Duty)
輸入貨物の価格を課税基準とする方法。通常%で示されます。
もっとも広く採用されています。
従量税
(Specific Duty)
輸入貨物の数量(重量、長さ、面積、容積、個数等)などを課税基準とする方法。
(原油、酒類など)
複合税
(Ad Valorem and Specific Duty)
従価税・従量税を同一品目に設定。税額の高い方か低い方を選択あるいは併用する課税方法。

6.関税の基準価格

関税を適用する場合の基準となる価格は、各国の関税法等により規定されています。輸入貨物のCIF(Cost Insurance Freight,運賃保険料込)価格に課す国が多いようです。
世界各国の関税情報リンク集 >各国の関税制度>課税基準
WTO> Customs Valuation外部サイトへ (関税評価=関税の課税標準となる価格(課税価格)を決定すること)

7.関税率の種類

関税率で用いられる用語には、一般、基本、特殊、特恵、最恵国などがありますが、各用語の定義は、国により異なりますので注意が必要です。

  • 日本
    基本税率(General)、暫定税率(Temporary)、WTO協定税率(WTO)、特恵税率(GSP)、特別特恵税率(LDC)、経済連携協定税率(EPA)などがあります。
    税関外部サイトへ関税率の種類(カスタムアンサー)外部サイトへ
  • 世界各国
    さまざまな種類の関税率があり、用語の名称・定義は、国により異なります。
    各国の関税体系(関税の種類、適用範囲、課税基準、特殊な関税など)については、以下ジェトロ・ウェブサイトに掲載があります。
    世界各国の関税情報リンク集 >各国の関税制度
  • 以下に、 WorldTariff などの関税率表でよく見られる関税率の種類をご紹介します。簡易な用語説明ですので、各国法等に必ずしも一致するものではありません。また、日本語名称は便宜的に付与したものです。
略称 名称 解説
MFN Most Favored Nation,
最恵国税率
WTO加盟国・地域および二国間条約(FTA/EPA除く)で最恵国待遇を約束している国からの産品に適用される税率で、WTO協定税率ともいわれます。
最恵国待遇⇒ WTO外部サイトへPrinciples of the trading system外部サイトへ
GSP Generalized System of Preferences,一般特恵税率 先進国の途上国(開発途上国・後発開発途上国)に対する特恵税率です。MFN税率より低い税率が適用されます。
貿易投資相談Q&A: 一般特恵関税制度と特別特恵関税制度
LDC Least Developed Countries
後発開発途上国特恵税率
適用欄の
○○ Free Trade Agreement,
××Economic Partnership
Agreementなど
(○○や××は国名)
FTA/EPA協定特恵税率 FTA(自由貿易協定)/EPA(経済連携協定)などによる協定特恵税率。
適用を受けるには、原産地規則・原産地証明書(Certificate of Origin)等の要件があります。
FTA/EPA、WTO> EPA活用法・Q&A

WorldTariff では、品目(HSコード)別に、MFN税率と原産国ごとの最も低い税率を調べることができます。
“原産国ごとの最も低い税率”は、各国品目別関税率表TOPページのHS番号(紫色の部分)をクリックすると国別の関税率と適用税率の種類(Rate Descriptionの欄にMFN、GSP等掲載される)をご覧いただけます。

8.少額輸入貨物に対する簡易税率制度

国によりますが、国際宅配・郵便、見本品(商業用サンプル、販促品)など小口貨物に対する輸入税免除や簡易通関などの制度を採用している場合があります。
貿易投資相談Q&A 検索の窓に、「小口貨物」と入力
掲載例: 小口貨物の通関制度:中国
日本の場合⇒ 税関外部サイトへ少額輸入貨物の簡易税率外部サイトへ

9.特殊な関税

通常の関税以外にアンチダンピング税、相殺関税、緊急関税、報復関税など、国により様々な特殊関税があり、WTO協定でも一定の規律の下に認められています。

10.関税以外の諸税について

関税以外に輸入品に課税される内国税は、国、品目により様々ですが、主に付加価値税(VAT=Value Added TAX)、物品税、タバコ税、酒税などがあります。
世界各国の関税情報リンク集 >各国の関税制度>関税以外の諸税
WorldTariff では、品目(HSコード)別に、関税率とあわせて、付加価値税(VAT)、物品税など関税以外の諸税の収録があります。各国品目別関税率表TOPページのHS番号(紫色の部分)をクリックすると“輸入に課されるその他の税”をご覧いただけます(英語)。

11.再輸出・再輸入に関する関税について

12.原産国について

関税率は原産国によって変わりますが、2つ以上の国が貨物の製造に関与した場合は、最終的に実質的変化を完成させた国が原産国になります。
貿易投資相談Q&A に、原産地規則、原産地証明書等原産国についての相談事例の掲載があります。キーワード「原産国」等で検索してください。
: 原産地認定基準の「実質的変更を加える製造・加工」
: 中国で進料加工契約に基づき製造された完成品の原産地
日本の原産地証明発給機関
日本商工会議所外部サイトへEPAに基づく特定原産地証明書発給事業外部サイトへ

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