日本和牛
日本食品海外プロモーションセンター(以下、JFOODO)は、2024年度 一般社団法人 日本畜産物輸出促進協会(J-LEC)と連携し、日本和牛の米国向けプロモーションを展開いたします。
プロモーション概要
OVERVIEW
2024年度 プロモーション対象国・地域
米国、欧州
実施内容
【米国】
米国では、既存の「日本和牛ファン」消費者からの「共感」を拡散する施策によって、新たなファンを獲得するとともに、全体喫食量の維持・増加を目指します。
【欧州】
日本和牛への理解と影響力がある現地シェフを巻き込んだ施策によって、新たな「日本和牛ファン」シェフの獲得と新規取扱店の増加、ひいては消費者への波及効果を目指します。
プロモーションサイト・SNS
JFOODOでは米国、欧州、香港・台湾の消費者に対し、現地言語でプロモーションサイトを作成しています。
- 米国向け
プロモーションサイト(英語) - Instagram(英語) /Facebook(英語)
- YouTubeチャンネル(House of Japanese Wagyu)
- 欧州向け
プロモーションサイト(英語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語) - YouTubeチャンネル(Delicacy beyond imagination. - JAPANESE WAGYU)
- Instagram(英国向け・英語)
- Instagram(フランス向け・フランス語)
- 台湾向け
プロモーションサイト(繁体字(台湾)・英語) - Facebook(繁体字(台湾))
- YouTubeチャンネル(和牛100%.TV)
- 香港向け
プロモーションサイト(繁体字(香港)・英語) - Facebook(繁体字(香港))
- YouTubeチャンネル(和牛100%.TV)
2023年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2023
米国
- 「最高級(=Premium)な体験には日本和牛ロイン系料理が合う」、というポジションを確立するとともに、非ロイン系料理を「気軽な高級体験(=Casual Premium)」ができる存在に位置付けることを目指しました。
- ニューヨークの富裕層団体主催のイベントで、趣旨に合わせた日本和牛メニューを提供したことで、参加者が「日本和牛がある生活」をイメージ出来るきっかけを作りました。
- 店舗キャンペーンでは、様々な喫食シーンに合わせた日本和牛メニュー(例:ステーキ、タコス、サンド)を提供したことで、これまで日本和牛を喫食してこなかった現地消費者の喫食機会創出に繋がりました。
欧州
- 2022年度に引き続き、日本和牛を「究極の日本食材」として、その特長(五感を刺激する味わい、ストーリー性等)や魅力を訴求しながら、消費者が外食の場面に期待する特別感や新たな体験といった要素を含めた施策を英国およびフランスで展開し、日本和牛への消費拡大を目指しました。
- 日本和牛の認知およびコンセプト認知を幅広く獲得するため、対象を和食店に限らない店舗キャンペーンを展開しました。先駆けて実施したメディア・インフルエンサー・シェフ向けイベントでは、キャンペーンに参加した話題店の複数シェフによる限定コラボで特別感を演出し話題化を図りました。
- 情報発信としてSNSでは、キャンペーン店舗やメニュー紹介に加え、参加シェフとKOLによる調理裏側シーンの動画を発信することで話題性喚起を行い、喫食意欲の向上と来店誘導を図りました。またウェブサイトでは参加店舗以外の情報として、日本和牛を喫食できる飲食店や小売・EC店の情報を充実させ消費増加を促しました。
2022年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2022
米国
- 日本和牛の特長である「サシが生み出す柔らかさ」を、ロイン系・非ロイン系部位に共通した価値として訴求するとともに、同一料理による食べ比べや部位特有の食べ方提案を通じて、非ロイン系の価値上昇と消費増を狙いました。
- ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコの飲食店・小売店・ECサイトにて、ロイン系・非ロイン系両方の日本和牛メニューを食べ比べできる店舗キャンペーンを実施しました。
- 米国消費者にとってなじみのあるバーベキューを題材に日本和牛レシピ動画を制作。ロイン系のリブロースに加え、非ロイン系の肩ロース・モモも訴求することで、非ロイン系部位への喫食意欲向上を狙いました。
欧州
- 日本和牛を、繊細で洗練された「究極の日本食材」と位置づけるとともに、「Delicacy beyond imagination.」というコピーを通じて、日本和牛に消費者の五感を刺激する要素がある点と、想像を超える魅力がある点を消費者へ訴求しました。
- 現地消費者の日本和牛への認知・関心を獲得するとともに、コンセプトの普及を図るため、メディア・インフルエンサー向けイベントを開催しました。
- 現地の有力レストランと連携したキャンペーンを通じ、消費者がコンセプトを体感できる場を創出することで、喫食意欲の向上を図りました。さらにキャンペーンウェブサイトやSNSを通じ、日本和牛の特長とともに、キャンペーン情報を発信することで、消費者の態度変容を促しました。
2021年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2021
米国
- 日本和牛の物性価値である「サシの魅力」を大事にしつつ、食べたときの「心高まる気持ち」を表現する「One Bite Wonder」(その一口がもたらす、驚きの世界)というキャッチコピーを開発し、日本和牛の魅力を訴求しました。
- 五感を刺激する特長、特別感、満足感、手軽さをポイントに、家庭でも手軽に調理できる日本和牛ステーキサンドのレシピを開発し、SNSやキャンペーンサイトを通じて紹介しました。
- 日本和牛の喫食機会を増やすため、92店舗の飲食店、小売店、ECサイトでキャンペーンを実施し、キャンペーン特別メニューの販売やSNSでの発信、ポスターやステッカー等の設置を行いました。
欧州
- 少量でも五感を刺激する旨味を有する日本和牛の「味わい」と、日本の自然豊かな風土で育まれた日本和牛には「生産技術」「安心・安全」「和食文化」など様々なストーリーがあることを表現したキャッチコピー「Sensuous Taste,Rich Stories」(五感を刺激する食材)を開発し、日本和牛の魅力を訴求しました。
- 日本和牛の魅力をストーリーとして伝えるため、サシに由来する日本和牛の特長や、生産農家および現地シェフのインタビュー記事等を欧州の消費者向けプロモーションサイトにて紹介しました。
- ロックダウン状況下でも家庭で 日本和牛を楽しめることや、 ロイン系以外の部位の魅力を 訴求するため、ロイン系および ロイン系以外の部位を使用した レシピを開発(英語、仏 語)し、SNSやインフルエンサ ー活用等を通じ、現地消費者に 提供しました。
2020年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2020
香港・台湾
- 日本和牛こそが他国産WAGYU(豪州産・米国産)とは異なる「本物の和牛」である点を分かりやすく訴求するため、タレントの照英さんが日本和牛の産地を巡り、生産に携わる方々の秘密に迫る、動画コンテンツ「和牛100%.TV」を発信しました。
- 旧正月前に、香港・台湾計117の飲食店でキャンペーンを開催しました。各店舗による日本和牛の独自メニューの提供、JFOODO作成の店頭用ツール(ポスター、三角POPなど)の掲出を通じて、消費者の喫食意欲向上を図りました。
- 香港の大手スーパーで旧正月前に「和牛100%」の特別キャンペーンを実施したことで、日本和牛の売上増に貢献しました。
米国
- 日本和牛のサシが生み出す視覚に訴える特長を訴求するため、直観的に「美味しそう」と感じさせるキービジュアルと、「THE ART OF MARBLING」というキャッチコピーを開発して訴求しました。
- インフルエンサー、メディア、シェフ向けのオンラインイベントで、有名シェフが日本和牛の特長や魅力を語ることで、日本和牛の話題化を図りました。
- 日本和牛の喫食機会を増やすため、69の飲食店やECサイトでキャンペーンを実施し、オリジナルメニュー開発やSNSでの発信、ポスターやステッカー等の設置を行いました。また、デリバリーサイトとも連携して自宅での喫食機会の創出も図りました。
2019年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2019
香港
- 台湾と同様、香港においても「和牛100%」をキャッチコピーに掲げるとともに、日本和牛が純粋血統「100%」であることに掛け合わせて、「100%のおもてなしをしたい日」に日本和牛を喫食することを訴求しました。
- 消費者の日本和牛への関心を喚起するため、メディア向けイベントを開催しました。その後、香港のレストランが「おもてなしには日本和牛を」のコンセプトに合った独自メニューを提供する飲食店キャンペーンを開催することで、喫食意欲の向上を図りました。
- 香港の大手スーパーで、JFOODOが作成した販促ツールを活用したセールスプロモーションを実施することで、消費者へ日本和牛の購入・注文の増加を図りました。
台湾
- 日本和牛のみが食用肉としての純粋血統を守っている点を強調するため、「和牛100%」というキャッチコピーを使用するとともに、純粋血統によって生み出される「味わい・香り」を、日本和牛の価値として訴求しました。
- 2018年度の圍爐(ウェイルー)に加え、台湾で生活習慣として定着している中秋節での焼肉を、日本和牛に最適なキーオケージョンに設定しました。両時期に、台湾のレストランが独自メニューを提供する飲食店キャンペーンを開催することで、喫食意欲の向上を図りました。
- 香港の大手スーパーで、JFOODOが作成した販促ツールを活用したセールスプロモーションを実施することで、消費者へ日本和牛の購入・注文の増加を図りました。
2018年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2018
台湾
-
台湾の富裕層への訴求力を高めるため、日本和牛に最適なキーオケージョンを圍爐(ウェイルー)*に設定しました。
*旧正月の大みそかの夜に家族・親戚が集まり、炉(爐)を囲(圍)んで、1年の出来事を振り返りながら、豪勢な鍋や料理を食べること。 - 日本和牛レストランウィークでは、台北・新竹の高級レストランが、しゃぶしゃぶ中心の独自メニューを富裕層へ提供し、喫食意向の向上を図りました。
- 台北・新竹の高級スーパーで、食肉売場に日本和牛のキービジュアルを配すとともに、購入意向の向上を図るため、ウェイルーの訴求を狙ったしゃぶしゃぶの試食イベントを行いました。
2017年度に実施したプロモーション
ACTIVITIES IN 2017
台湾
- 消費者に日本和牛が「来台」したことを印象的なグラフィックで新聞広告に出稿しました。
- 記事広告出稿にて更なる理解促進を図りました。
- 約30カ所の台湾都市部での屋外広告でも、日本和牛を訴求しました。
プロモーション報告
REPORTS
- 2018年度のプロモーション報告(台湾) (1.8MB)
- 2019年度のプロモーション報告(香港) (3.4MB)
- 2019年度のプロモーション報告(台湾) (2.6MB)
- 2020年度のプロモーション報告(香港) (2.6MB)
- 2020年度のプロモーション報告(台湾) (3.1MB)
- 2020年度のプロモーション報告(米国) (2.7MB)
- 2021年度のプロモーション報告(米国) (1.5MB)
- 2021年度のプロモーション報告(欧州) (2.0MB)
- 2022年度のプロモーション報告(米国) (1.8MB)
- 2022年度のプロモーション報告(欧州) (1.5MB)
- 2023年度のプロモーション報告(米国) (2MB)
- 2023年度のプロモーション報告(欧州) (2.1MB)
動画コンテンツ
MOVIE
過去のプロモーションで作成した動画をご覧いただけます。