米国で「アジア太平洋広域経済圏セミナー」開催
2017年6月
ジェトロは2017年6月、米国ワシントンDCおよびシカゴにおいて「アジア太平洋広域経済圏セミナー」を開催しました。
米戦略国際問題研究所(CSIS)と共催したワシントンDCのセミナーでは、リック・ラーセン下院議員の来賓挨拶に続き、石毛博行ジェトロ理事長が「アジア太平洋地域の経済統合と日米の役割」と題する基調講演を行いました。
CSISのマイケル・グリーン上級副所長(アジア)兼ジャパン・チェアがモデレーターを務めその後のパネルセッションでは、富士通総研の柯隆主席研究員、ベトナム中央経済管理研究所(CIEM)のヴォ・チー・タイン シニア・エキスパート、東京大学の高原明生教授が、それぞれ「アジア太平洋の経済統合における新しい展開」に関する各国の視点を紹介しました。また、タミ・オーバービー 米国商工会議所アジア担当副会長を迎え、「米国ビジネス界の見方」をテーマとするランチョン・ラウンドテーブルを行いました。
基調講演する石毛理事長(ワシントン)
パネルディスカッションの様子(ワシントン)
一方、DCセミナーの翌日、イリノイ商工会議所と共催したシカゴのセミナーでは、石毛理事長およびキース・ウィリアムスUnderwriters Laboratories(UL)社長兼CEOが基調講演を行いました。シカゴ日米協会のエドワード・グラント前理事長をモデレーターとしたその後のパネルセッションでは、ワシントンでも登壇した3名に加え、モレックス社のトラヴィス・ジョージCFO、キース・ウィリアムスUL社長兼CEOが、それぞれの見解を述べました。
ラーセン下院議員(ワシントン)
閉会挨拶をするマンガー副知事(シカゴ)
「東アジア地域における経済統合の状況」をテーマとするセミナーをジェトロが開催するのは、ワシントンDCでは2004年以降、今回が13回目(CSISとの共催は12回目)となります。またシカゴでの開催は、2013年以来、4回目です。
「アジア太平洋広域経済圏セミナー Asia-Pacific Economic Integration Seminar」概要
テーマ |
「アジア太平洋の経済統合と日米の役割」 Asia-Pacific Economic Integration and the Role of the United States and Japan |
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開催日 | 2017年6月14日(水曜) |
開催場所 | CSIS講堂 |
主催者 | ジェトロ、米戦略国際問題研究所(CSIS) |
出席者 | 105名(米政府・企業関係者、メディア、シンクタンク等) |
プログラム |
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テーマ |
「アジア太平洋の経済統合と日米の役割」 A Symposium on Asia-Pacific Economic Integration and the Role of the United States and Japan |
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開催日 | 2017年6月15日(木曜) |
開催場所 | Chicago Club |
主催者 | ジェトロ、イリノイ商工会議所 |
出席者 | 96名(政府・企業関係者、外国政府関係者、学術関係者等) |
プログラム |
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関連情報 CSISでは本セミナーについて映像情報を含めてウェブサイト(英文)で公開しています。