「第4回日本アラブ経済フォーラム」への協力と「日本アラブビジネスフェア」開催

経済産業省・外務省およびアラブ連盟は、わが国とアラブ諸国との経済関係の強化を目的とする「第4回日本アラブ経済フォーラム」を、5月4日（水曜）～5日（木曜）の二日間、モロッコ・カサブランカで開催しました。経済多角化、貿易・投資・エネルギー・科学技術・人的資源開発など、わが国とアラブ諸国との幅広い分野での相互協力について議論され、ビジネスリーダーや有識者をはじめとする約800名の参加者で賑わいをみせた本フォーラムの開催には、ジェトロも協力しました（5日は分野別分科会のみ）。
フォーラム初日に開催された閣僚級会合の第1セッション「経済の多角化」においては、ジェトロの赤星副理事長がモデレータを務め、安倍総理が提唱するアラブ諸国との重層的な経済関係構築に向けて、日本・アラブ双方6名からの報告を取りまとめました。

「フォーラムと同じ会場内では、ジェトロが、アラブ諸国との重層的な経済関係を築くという日本政府の政策に沿い、「日本アラブビジネスフェア2016」を開催しました。本フェアには、医療機器・インフラ・自動車関連分野などの日本企業12社が出展したほか、日本食品の広報ブースも設けられ、9社の商品（会津米・菓子・黒酢など）の試食も行われました。また初日フォーラムのフォトセッション終了後には、モロッコのエル・アラミ商工大臣や林経済産業大臣、武藤外務副大臣が先頭となり、展示会場を巡覧しました。