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台湾で初の「対日投資シンポジウム」を開催

2015年12月

2015年12月21日、ジェトロは公益財団法人・交流協会とともに、台北で「対日投資シンポジウム」を開催しました。両団体が台湾で対日投資シンポジウムを開催するのは初めてのことです。今回の「対日投資シンポジウム」には、台湾企業や関係団体を中心とする240人が参加。ジェトロのほか、日本に拠点を構える台湾の有力企業幹部が日本におけるビジネスの優位性やメリットを広く紹介しました。

シンポジウムの基調講演に立ったジェトロの赤星副理事長は、投資対象としての日本の魅力について、技術力を有する中小企業が多く存在する点、日台双方には高齢化を始めとして多くの共通課題がある点などを指摘しました。また安倍政権誕生以降の3年間で、日本経済には「アベノミクス」を通じた好循環が生じており、法人税率の引き下げ、コストの低下、規制改革・構造改革などにより、日本のビジネス環境は大きく改善してきていると説明しました。さらに、大都市以外の地方の魅力、洗練された巨大な消費市場、技術力の高さなど、日本の魅力が大きく高まりつつあることをPRした上で、「台湾企業のビジネス・チャンスが大きく広がる日本への投資のタイミングは今。是非ジェトロに相談して欲しい」と強調しました。

ジェトロ 赤星副理事長

スピーカーとして招いた日本に投資している台湾企業3社のうち、中国信託商業銀行・日本事業処個金業務部の楊欣柟副総経理は、世界第3位の経済大国である日本は、同銀行のグローバル化にとって不可欠な市場であると強調した上で、日台間の不動産金融、M&A事業提携サポートに加え、今後は日台中の三国間ビジネスへの金融サービス事業も拡大したいと説明しました。また三商FOOD SERVICEの陳光弘社長は、2014年2月の日本法人設立に際し、ジェトロから紹介された専門家の助けを借りて日本での会社設立手続きをスムーズに進められた経緯を紹介、対日投資におけるジェトロ活用を呼びかけました。さらにASUS日本の呂暁慧社長は、販売とプロモーションの拠点として日本法人を活用しているとした上で、日本における台湾製品のイメージが大きく向上している現状を踏まえ、日本で同社ブランド力向上に努めていると話しました。
一方、ジェトロ香港の伊藤亮一所長は、対日投資ビジネスサポートセンターを始めとするジェトロのサービスを紹介するとともに、対日投資についての相談はジェトロ香港事務所やジェトロ本部・対日投資部の台湾デスクにして欲しいと呼びかけました。

セミナー後に開催されたネットワーク・レセプションでは、日本でのビジネス展開などについて参加者間で活発な意見交換が行われました。また会場内では、北海道、千葉県、大阪外国企業支援センター、京都府、福岡県、福岡市、熊本県がPRブースを設置し、各地域の投資環境の魅力を紹介しました。相談ブースを設置したジェトロは、参加した台湾企業の具体的な相談に対応しました。

会場風景1
会場風景2

概要

台湾対日投資シンポジウム
日時 2015年12月21日(月曜)14:30-18:00
会場 リージェント台北(台北晶華酒店)宴会庁
主催 日本貿易振興機構(ジェトロ)、交流協会
共催 三三企業交流会、台日商務交流協進会
後援 経済部投資業務処、中華民国対外貿易発展協会
来場者 240名(台湾企業・団体、メディア等)
プログラム概要
シンポジウム 開会
共催者ご挨拶:三三企業交流会、台日商務交流協進会 顧問 鄭世松氏
基調講演:ジェトロ 副理事長 赤星康
講演:中国信託商業銀行 日本事業處 個金業務部 副総経理 楊欣柟氏
講演:三商フードサービス(株)代表取締役社長 陳光弘氏
講演:ASUS JAPAN(株)代表取締役社長 呂曉慧氏
ジェトロの対日投資支援サービスおよび対日投資における留意点について: ジェトロ香港事務所 所長 伊藤亮一
レセプション 挨拶:交流協会 代表 沼田幹夫氏
自治体PRブース:北海道、千葉県、大阪外国企業誘致センター、京都府、福岡県、福岡市、熊本県