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ジェトロ・トピックス

農業の生産性向上支援・日本製品の売り込みミッションをミャンマーに派遣

産業協力を通じたビジネス・チャンスの土壌づくり

2013年8月

ジェトロは、ミャンマーの農業生産性向上・輸出促進ニーズに応えながら、日本の農業ビジネスの新興市場開拓・調達先の多角化につながる事業に取組んでいます。

ミャンマーにとって農業は重要産業

農業はミャンマーにおけるGDPのおよそ3割を占める重要産業です。同国は農村開発と貧困削減を目標に農業分野の近代化に取り組んでおり、今後、農業機械や資材、種苗・肥料などの需要増加が見込まれます。このことは、優れた農業機械・資材などを有する日本企業にとって、ミャンマー市場参入に大きな期待が広がります。

また、野菜・果物を豊富に産出するミャンマーは、わが国にとって中国などに代わる新たな食糧供給地としても期待され、日本企業のニーズと合えば、ミャンマー側にとっても輸出機会の創出に繋がります。

両国のニーズを繋いだ商談会をヤンゴンで開催

商談会の様子

ジェトロは、7月29日(月曜)~8月2日(金曜)、日本の肥料・農薬メーカー、種苗企業、野菜・果物の加工・輸入企業など14社(14名)からなるミッションをミャンマーに派遣しました。ヤンゴンでは、ミャンマー企業に対して日本企業の事業説明会や商談会を開催しました。

本商談会の結果、野菜・果物の委託栽培の可能性、農薬・肥料の代理店契約の検討、乾燥野菜の調達調査など、約60件の商談が行われました。これら商談は、日本の種苗・肥料による農業の生産性向上や輸出に繋がる案件が多く、ジェトロとしても、この商談を確実なものにしていく支援を継続していきます。

地方の農場も視察

ミッション一行はミャンマー東北部のシャン州を訪問し、野菜・果物農場や加工工場、卸売市場、小売市場、農業学校などの視察や、地方の農業経営者との意見交換を通じて、ミャンマー農業の現状や課題の把握、ビジネス機会の創出をめざしました。ミャンマー企業からは、日本の優れた技術や指導が欲しいなど、日本への高い関心を示す発言が続きました。

雨季の真っ只中ということもあり、多様な農作物の育成状況を確認することができましたが、路面の状態は非常に悪く、終始長靴が必要なミッションとなりました。

農産物卸売市場視察

シャン州の野菜農場視察

ビジネスの可能性を感じて

ミッション参加者からは、「商談だけでなく、実際の生産現場を確認できて大変有意義」「ミャンマーのトップ農業関連企業とコネクションが作れた」「自社ではコンタクトが取れない企業との商談機会、工場訪問機会を持つことができた」「低コストで多くの現場を視察できた上に、多数の人と情報交換ができた」「非常に多くの情報が得られ、事業の次の展開の可能性が高まった」などのコメントが寄せられました。

ジェトロは、本年末に、農業機械・資材を中心としたミャンマー市場開拓ミッションを派遣する予定です。

ミッション派遣 概要
日程
2013年7月29日(月曜)~8月2日(金曜)
場所
ミャンマー(ヤンゴン、シャン州)
参加者数
14社(14名)
業種
商社、種苗業、医薬・化粧・健康食品製造販売、加工食品、肥料製造販売、等
プログラム
<7月29日(月曜)>
  • オリエンテーション
  • 野菜・果物農園訪問(於:ヤンゴン近郊)
  • ヤンゴン日本人商工会議所(JCCY)会員企業との意見交換
<7月30日(火曜)>
  • 事業説明会
  • ミャンマー企業との意見交換
  • 商談会
<7月31日(水曜)>
  • ミャンマーベル社訪問
  • 野菜・果物農場、卸売・小売市場訪問
  • 農業経営者との意見交換
<8月1日(木曜)>
  • Shwe Pa Zun社などの野菜・果物農場訪問
  • 農業経営者との意見交換
<8月2日(金曜)>
  • 野菜・果物農場訪問
  • 国営農業トレーニングセンター訪問