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ジェトロ・トピックス

「ミャンマー・ティラワ経済特区SEZ」現地視察&説明会

日緬双方の期待高まる

2012年10月

ジェトロは2012年10月21日(日曜)、22日(月曜)の両日、「ミャンマー・ティラワ経済特別区(SEZ)現地視察&説明会」を開催しました。

日本企業関係者160名が参加

ティラワSEZ現地説明会

アジアのラスト・フロンテイアとして注目されるミャンマー。中でも、ヤンゴン近郊で計画が進められる「ティラワSEZ」は、わが国がミャンマーと共同で進める大型インフラ案件として関心を集めています。10月21日にヤンゴン市内のホテルで開催した現地説明会(ジェトロおよび日本ミャンマー協会の共催)には、在ミャンマー日系企業を含む日本企業関係者160名が参加(報道関係者や現地政府関係者を含めると約200名)、関心の高さが示されました。

ミャンマー政府高官も期待示す

現地説明会に参加したミャンマー政府高官(中央から左側)

説明会には、ミャンマー側から、カン・ゾー国家計画・経済開発大臣、セッ・アウン同副大臣、ウィン・シェイン財務歳入大臣、タウン・ルイン鉄道副大臣(ダウェイSEZ担当)、ウィン・アウン・ミャンマー連邦商工会議所連盟(UMFCCI)会頭などの要人が参加し、日本の開発支援と企業進出への期待を表明。セッ・アウン副大臣の熱意あふれる説明や質疑応答もあり、ミャンマー側の「ティラワSEZ開発」に対する積極的な姿勢を印象付けました。

ティラワSEZ予定地を視察

ティラワSEZ候補地地図(出所:経済産業省)

「ティラワSEZ」予定地では、視察参加者一行が候補地の約75%相当部分を周回して視察しました。開発コンサルタントの説明によると、測量・地質・地下水の3つの観点から調査を実施中であり、地質調査(ボーリング調査)から、同予定地が工業団地として適当であると判明しています。また予定地2400haのうち、「クラスA(約400ha)」部分が優先開発地域と位置付けられています。

ティラワSEZ・クラスA予定地を視察

一行は、「ティラワSEZ」周辺の物流事情を把握するため、ティラワ港・ヤンゴン港を視察しました。河川港のため水深が9メートルと浅く、大型船の寄航が難しい一方、ティラワ港は後背地が大きいことがメリットとのこと。日本から輸入された中古車が整然と並んでいました。

そのほか、日系企業の工場や港湾施設の視察、UMFCCI、ヤンゴン日本人商工会議所(JCCY)と参加者一行との交流会も行いました。UMFCCIとの交流会では、同連盟メンバー企業が展示ブースを設け、参加企業との個別商談も行われました。JCCYの朝比奈会頭は、「1年ほど前からミャンマーへの関心が急速に高まっている。ティラワSEZの開発の進展を期待している。」と語りました。

UMFCCIとの交流会での現地企業展示ブース

ヤンゴンの日系企業で工場操業の様子についてレクチャーを受ける

日本企業向け情報連絡会を設立

今回の現地視察&説明会は「ティラワSEZ」への進出を具体的に検討する日本企業の支援を目的として実施されました。ご参加いただいた日本企業の皆様へのアンケート結果によると、7割以上がミャンマーへの直接投資を検討すると回答。特に「2年以内」とする回答(13件)の比率は他の投資環境視察ミッションと比べても高く、「中長期(3~5年)」との回答も27件ありました。これら直接投資を検討するとした参加者の7割は、ティラワSEZを投資対象として検討するとしています。

なお、ジェトロでは2012年6月、「ティラワSEZ」に関するあらゆる情報を、関心ある日本企業に適切に提供するための情報連絡会を設立しました。同連絡会では、開発から完成に至る同SEZに関する一連の情報、工業団地の入居に関する情報、さらにミャンマーに係る情報全般を、随時メールにより発信します。ジェトロ・ウェブサイトより是非お申し込みください。

ミャンマー・ティラワ経済特別区(SEZ)情報連絡会設立について


「ミャンマー・ティラワSEZ現地視察&説明会」概要
開催期間
2012年10月21日(日曜)、22日(月曜) (現地集合・現地解散)
参加者
51社61名、報道関係3社4名
<内訳>
日本からの参加者35社43 名、タイからの参加者(在タイ日系企業)12社13名、シンガポールからの参加者(在星日系企業)4社5名
<団長>
ジェトロ理事長 石毛博行
説明会参加者
約200名(日本ミャンマー協会ミッション参加者、在ミャンマー日系企業関係者、ミャンマー政府・報道関係者等を含む。日本政府関係者、事務局は除く)
プログラム
月日 プログラム
10月21日(日曜)
  • オリエンテーション
  • ミャンマー・ティラワSEZ現地説明会
    (主催:ジェトロ、日本ミャンマー協会)
  • ジェトロ・日本ミャンマー協会合同昼食懇談会
  • Myanmar International Terminal Thilawa(MITT)訪問
  • ティラワ港視察
  • ティラワSEZ予定地視察
  • ミャンマー連邦商工会議所連盟(UMFCCI)との交流会/ビジネスミーティング
10月22日(月曜)
  • ミンガラドン工業団地および同工業団地内・日系縫製工場視察
  • ヤンゴン港視察
  • ヤンゴン日本人商工会議所(JCCY)との交流会

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