外資系企業動向

自動運転技術を展開する中国のPIX Movingが日本法人を設立

2024年07月19日

PIX Moving外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、世界初の自動運転向けスケートボード型シャーシ（Skateboard chassis）を開発した中国の企業。スケートボード型シャーシに加えて、各種MaaS用ロボットや自動運転バス「ROBOBUS」等の製品も展開している。同社は中国、米国、スイスに拠点を有する。従業員は世界7カ国、約200名のメンバーで構成されている。

拠点設立
2023/04
進出先
東京都
  • ICT
  • その他
  • 機械・半導体
  • 中国

同社のスケートボード型シャーシは、自動運転レベル4の車両用。上部にレストラン、小売店、フィットネスジム、宿泊施設、カフェといった機能を設置し、「移動空間」というコンセプトを打ち出している。

同社のコア技術である四輪ハブモーターを用いた分散型電気駆動技術は、安定的で精密な車両制御を可能にする。駆動形式についても、前輪・後輪・四輪駆動のいずれでも実現できる。同社の自動運転バス(ROBOBUS）や無人清掃車(Sweppingrobot)、無人配送車(Delivery robot)などの製品は、空港、大学、テーマパーク、商業施設、集合住宅、工業団地、公共施設など中国の多くの場所で利用されている。また、欧米や東南アジアなどの30カ国に販売実績がある。

2023年4月、日本での販売拡大を目的として東京に日本法人の「株式会社ピクシームービング」を設立した。主にロボットとそのパーツの販売やアフターサービスの提供を行う。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資ビジネスサポートセンター（IBSC）は、補助金・インセンティブ情報の提供、不動産物件情報、地方自治体との面談アレンジ、サービスプロバイダの紹介、コンサルテーション（ビザ、税務、労務）などの支援を行った。

実車の写真

自動運転バス

移動空間のモジュール

PIX Movingのロボット製品

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ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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