更新情報米国の脅威インテリジェンスサービスを提供するRecorded Futureが東京に株式会社を設立

2020年02月03日

同社はウェブ上に公開されているデータだけでなく、検索エンジンから辿れない「ダークウェブ」に流出している企業情報も分析し、潜在的な脅威に対応できるようにする情報サービスを提供する。 AIを用いた独自の機械学習とエキスパートシステムのルールモデルの組み合わせにより、将来起こるリスクを「予測」し、これにより顧客企業は、脅威とリスクをいち早く検知し、サイバー攻撃による被害を未然に防げるようになる。加えて、定期的に攻撃者の動向を把握することで効果的なセキュリティ対策とリスク管理に生かすことが可能となる。日本政府も掲げるセキュリティを担保した次世代インフラ構築への寄与が見込まれる。

同社は、新規顧客開拓と日本市場でのサイバーセキュリティシステム導入の必要性の理解を促進させることを目的に、2018年7月に東京都にレコ―デッド・フューチャー・ジャパン株式会社を設立した。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、テンポラリーオフィスの貸与、サービスプロバイダ（人材紹介会社）の紹介を行った。