更新情報電装部品などの試験・分析サービスを行う韓国企業が山形と東京に第三者動作検証サービスの評価センターを設立

2017年03月15日

電装部品や医療機器などの試験・検査・分析サービスを提供するディーシージェイ株式会社（本社：山形県）が2016年、山形県と東京都に評価センターを開設した。

同社は親会社のサービスであるBluetooth SIGやHDMIなどの規格のほか、韓国における製品の安全性に関する国家統合認証であるKCマークの認証試験所のサービスの日本の窓口も行っている。

同社は2016年10月にテュフズードザクタ株式会社からソフトウェア評価・動作検証事業の譲渡を受けたことから、主な顧客がいる山形県と東京都に評価センターを新設した。日本でのサービス体制を拡充し、新規顧客の開拓を進める。

同社の親会社Dt&C Co., Ltd.は2000年に韓国にて設立された。資本金は49億ウォン（4億9,000万円）で、従業員は約200人。2014年にKOSDAQに上場した。多くの日本企業のKCマーク認証手続きを手がけた実績があるほか、海外展開にも積極的で、2006年に中国、2016年にはベトナムにも法人を設立している。

ジェトロは同社の事業拡大に関し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）はテンポラリーオフィスの提供、拠点設立に係るコンサルテーション（登記）の支援を行った。