更新情報企業の従業員向け福利厚生サービスを展開するフランスのEdenredが食券の電子化事業を開始

2016年03月25日

Edenred（エデンレッド）は、企業の従業員向け福利厚生サービスを展開するフランス企業。NYSE、ユーロネクスト・パリ証券取引所に上場している。同社は世界42カ国を拠点に、約66万社の企業・公共団体、4,100万人の従業員に福利厚生用食事券「Ticket Restaurant®（チケットレストラン）」を提供している。日本においては、100%子会社である株式会社バークレーヴァウチャーズ（本社：東京都千代田区）を通じて、全国約5万5,000店舗以上の飲食店やコンビニなどの加盟店で利用可能な食事券を、約1,000社以上、15万人に及ぶ従業員に提供している。

2015年12月、同社は日本における新サービスとして、チケットの電子化事業の開発・提供を行うことを発表した。NTTドコモが推進する電子マネー「iD」の技術を用いた電子食事カード「Ticket Restaurant® Touch（チケットレストラン タッチ）」の提供を2016年4月に開始する。これまで紙でのみ提供していた食事券を電子化することで企業と利用者の利便性を高め、日本におけるEdenredの福利厚生サービスの更なる普及を図る。

ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）では、同社の事業拡大に際し、日本の福利厚生制度についての情報や関連するマーケット情報の提供、パートナー候補企業の紹介等を行った。