SUSTAINING JAPAN 全体概況

SUSTAINING JAPAN 全体概況

SDGsがもたらす社会の変容

※こちらはレポートのサマリー記事です。市場動向や企業事例の詳細はレポート全文に掲載しています。ページ下部のダウンロードフォームから無料で入手いただけます。


持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示されている国際社会の共通目標です。2016年から2030年の間に目標を達成することが掲げられています。貧困や飢餓、人権やジェンダーに基づく差別、気候変動や生物多様性の保全など、地球規模の課題に取り組むための17のゴールと169のターゲットを定めています。課題は切迫しており、その実現には膨大な資源配分が必要ですが、民間企業を含む社会全体のすべてのステークホルダーにとって、イノベーションを起こすチャンスでもあります。例えば、UNCTADは、SDGsの達成には、毎年約5~7兆円の財源が必要と指摘しています。また、世界経済フォーラムでは、これらの目標を達成するために、日本と世界で少なくとも年間12兆円の市場機会が創出されると報告されています。

本レポートでは、SDGsが日本にもたらすビジネスチャンスの概要を探りながら、政府や自治体、企業、中小企業など、社会全体の新たなイノベーションやコラボレーションについても触れます。さらに、関連する技術や製品、サービスを持つスタートアップの事例も併せて紹介します。

本レポートは大きく2つのパートに分かれています。前半の「政府の取り組み」では、SDGsを支援し、高齢化社会など日本の社会的課題に対する政府主導の取り組みについて簡潔に解説します。後半では、日本の社会課題を「People」、「Prosperity」、「Planet」の3つのセクションに分け、SDGsへの取り組みが海外の企業や起業家にとってどのような機会となるかを考察します。 各SDGs関連産業の市場概要の解説を通して、現在あるいは今後開拓すべきビジネスチャンスについても考察します。


図表:社会課題の解決に資する関連技術と2030年時点の生産額・付加価値額

テーマ​ 関連する日本の社会課題​ 課題解決に資する関連技術​ 関連技術の活用によって新たに創出される2030年時点の生産額(市場規模)
(Billion US$)​
関連技術の活用によって新たに創出される2030年時点の付加価値額(GDP)
(Billion US$)
People​
  • ジェンダー不平等​
  • 相対的貧困​
  • 教育の機会格差​
  • 社会保障費の増大​
  • 医療・介護人材の不足​
  • 医療・介護へのアクセス不足​
  • 健康長寿の阻害​
  • メンタルヘルスの毀損​
データヘルスケア​ 11.1​ 5.0​
遠隔医療サービス​ 15.0​ 5.4​
介護ロボット​ 26.2​ 9.9​
手術ナビゲーション​ 5.7​ 2.0​
生活習慣病改善IoTサービス​ 4.6​ 1.7​
革新的新薬​ 19.8​ 1.7​
InsurTech​ 13.5​ 5.1​
FinTech​ 17.0​ 7.5​
EdTech​ 12.4​ 4.5​
Prosperity​
  • 労働生産性の低さ​
  • デジタルデバイド​
  • 自動車産業の構造転換​
  • 交通弱者の増大​
生産プロセスのデジタル化​ 16.6​ 5.0​
モノとサービスのプラットフォーム化​ 29.8​ 9.0​
協働ロボット​ 15.2​ 1.8​
無人工場​ 12.1​ 0.9​
RPA​ 4.8​ 1.0​
サイバーセキュリティ​ 13.7​ 3.8​
コネクテッド化​ 2.9​ 3.0​
シェアリング化​ 20.0​ 3.8​
無人運転化​ 14.3​ 4.7​
Planet​
  • 大規模自然災害​
  • インフラ老朽化​
  • 気候変動対応​
  • フードロス​
  • 海洋プラスチック​
  • 耕作放棄地​
災害情報連携システム​ 0.05​ 0.02​
インフラ点検診断におけるロボット・センサー利用​ 6.3​ 1.7​
高効率太陽電池​ 2.2​ 1.7​
洋上風力​ 3.7​ 3.1​
水素発電​ 1.0​ 1.0​
水素貯蔵・輸送システム​ 5.5​ 2.1​
EV、FCV​ 13.2​ 5.0​
スマートバイオ​ 9.4​ 3.5​
スマート農業​ 13.1​ 6.1


マーケットレポート(全文)

SUSTAINING JAPAN
SDGsを契機とした日本市場における外国企業のビジネス機会

  1. 1.

    全体概況

  2. 2.

    政府の取り組み

  3. 3.

    課題への対応1 People - 心身ともに健康でいるためのデータヘルスケア

  4. 4.

    課題への対応2 Prosperity - 移動課題の解決にむけた新たなモビリティサービスの実装

  5. 5.

    課題への対応3 Planet - 大規模自然災害やインフラ老朽化に対応するための次世代技術

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