海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)
拡大する生体牛輸出、通常の牛肉輸出に影響も
(オーストラリア)
シドニー事務所発
2018年02月09日
オーストラリアの牛の総飼養頭数(肉用牛、乳用牛、繁殖雌牛を含む)は2,700万頭と、日本の10倍強だ。と畜頭数は年間700万~900万程度で、その8割を占める輸出向けのうち生体牛は約100万頭という。これは、日本の成牛と畜頭数に匹敵する規模だ。こうした中、オーストラリアの生体牛輸出に関するコンファレンスが2017年11月に西オーストラリア州パースで開催され、通常の牛肉輸出への影響を懸念する声も出た。
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