海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

ブランド化を進める欧州の「ぶどう」原産地 -地理的表示保護制度活用でさらに高ブランド化-

(EU、スペイン、フランス、イタリア)

ブリュッセル事務所発

2017年06月26日

EU統計局が2017年4月4日に発表したEU域内のぶどう栽培に関する統計データから、すでに高い知名度を確立している欧州のぶどう栽培農家がEUの地理的表示(GI)保護制度(注1)を活用して、“高品位ワイン”向け事業により一層のブランド化を目指していることが明らかとなった。EUのぶどう栽培農家の8割近くが登録要件の厳格な「原産地呼称保護(PDO)」を登録しており,産地としての固有の競争力を高める取り組みを進めている。

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