海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)
日タイ経済連携協定(JTEPA)の活用が重要 -市場での価格競争を勝ち抜くために-
(タイ)
バンコク事務所
2016年12月19日
日本・タイ経済連携協定(JTEPA)は2007年11月に発効した。日本産食品をタイに輸入する際、品目によっては特恵関税措置により輸入関税が減免されるメリットがある。しかし、制度上は輸入関税の減免により現地販売価格が下げられ、競争力が上がることが期待されるものの、輸入業者に聞くと制度が十分に活用されておらず、また、特恵関税を得るための各種手続きについて日本側生産者の理解が得にくいのが実態という。
協定の発効から10年が経過した。日本産農水産物のタイ向け輸出促進にあたってはJTEPAをよく理解し、それをうまく活用することが大事である。
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