動向が注目される混合食品の経過措置延長（フランス） －混合食品に含まれる動物性（水産物）原材料の取り扱いに大きな影響－

　EU域内へ混合食品を輸出する際には、原則として動物性原材料がEUHACCP認定工場で加工されていることが求められる。しかし、欧州委員会規則（EU） No.1079/2013に定められた経過措置は、一部の混合食品について、EUHACCP認定工場での加工証明を免除している。この経過措置は、規則上では2016年末で終了することになっていたが、欧州委員会が経過措置を数年間延長する見込みとの情報があり、措置の延長について注目が集まっている。