セミナー・講演会「万博とSDGsとサプライチェーンマネジメント」セミナー

万博を来年に控えて、日本の企業のサプライチェーンマネジメントにも「SDGs」を反映したサステナビリティ(持続可能性)の要素が求められるようになり、とりわけ環境と人権に注目が集まっています。日本企業は伝統的に「環境」に対する配慮は進めていますが、逆に「人権」は取り組むのに難しい側面がありました。しかしながら2011年に採択された「国連ビジネスと人権指導原則」以来、グローバルに展開する大企業は人権を「サプライチェーンマネジメント」の中心に据え、これを下請け企業にも求めるようになっています。

本セミナーでは、EUをはじめとしてますます厳しくなっていく人権デューデリジェンスの動向を念頭におきつつ、サプライチェーン上の倫理的リスクについての事例を紹介しながら、今後の日本のサプライチェーン構造(日本に特有な下請けシステムも含む)にどのような変革が必要なのかを考察します。

日時

2024年11月19日(火曜)14時00分~16時00分 (受付13時30分~)

場所 ジェトロ大阪本部 セミナールーム(大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング29階)
プログラム

万博とSDGsとサプライチェーンマネジメント
―「だてにバッジをつけていない」と言えるために―

講師
開発社会学舎 主宰 佐藤 寛(さとう かん) 氏
(元ジェトロ・アジア経済研究所上席主任調査研究員)
講師略歴
1981年東京大学文学部社会学科卒。アジア経済研究所入所。以来途上国の開発援助とその社会的影響についての研究を続ける。中東のイエメンに二度駐在(1985-88/1997-99)、国立民族学博物館外来研究員(1991-92)、イギリス・サセックス大学開発研究所客員研究員(2010-11)、国際開発学会会長(2011-14)などを歴任。2023年アジア経済研究所を退職して開発社会学舎設立。現在の研究テーマは企業のサプライチェーンマネジメントとSDGs、日本国内の外国人労働者の生活支援など。
主催・共催 ジェトロ大阪本部
共催:大阪商工会議所
参加費 無料
定員 80名
(先着順)※定員に達し次第、締め切ります。

お申し込み方法

イベント申し込みページで必要事項を入力・送信してください。※はじめてのお申し込みの方は「お客様情報登録」(無料)が必要です。

お申し込み締め切り

2024年11月12日(火曜) 15時00分

お問い合わせ先

ジェトロ大阪本部ビジネス情報課 (担当:内容について/天野、 申込について/火谷)
Tel:06-4705-8604 Fax:06-4705-8650 
E-mail:osc@jetro.go.jp