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スマートシティ・ライフスタイル 株式会社アルガルバイオ

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アルガルバイオは、東京大学における20年以上の研究成果を基に創業された藻類バイオテックベンチャーです。
「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する~」をスローガンとして、「消費」型社会から「循環・共生」型社会への転換を目指し、(1)健康・美容、(2)食料、(3)エネルギーといった社会的意義の高い領域に活用できるユニークな藻類の開発を通して、世界No.1のクリーンテックカンパニーを目指します。

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  • ストレス条件下において、特定のカロテノイドを特徴的に溜めこむ七色のクロレラ。
  • 藻類株ライブラリーからのスクリーニング。目的とする藻類株を選別する。
  • 機能性解析を行い藻類生成物の機能を明らかにする。
  • 培養により、目的とする生産物の最適な条件を検討する。
ライブラリー
私たちはクロレラ類を中心とする藻類株を多数取り扱っています。それらの出自は様々で、野生株と呼ばれる自然環境中から分離された藻類株のほかに、東京大学の研究成果として作出された特徴的な株や、社内で独自に確立した株などがあります。これらを総称して「藻類ライブラリー」と呼んでいます。ライブラリーの中には長い食経験のあるクロレラ類の他にも、様々な先行研究が実施され、堅牢な学術的バックグランドを備えた藻類株が多数含まれています。
育種
藻類には、農作物などと同様に育種の概念があります。育種の方法としては主に2種類の方法を用いています。1つは食品にも利用される重イオンビーム法です。この技術を用いることで、遺伝子組み換えをしていない多様な藻類株を獲得することに成功しています。もう1つは、特定の環境に順化させてゆく方法です。特定の環境で世代交代を繰り返すことで、その環境に適した株を選抜することができます。これらの育種技術を活用し、私たちは、今後も技術資産の中核である藻類ライブラリーを拡充していきます。
機能性探索
藻類はタンパク質やビタミン、ミネラルといった様々な物質を生産することがわかっています。また、DHA やEPAなどの不飽和脂肪酸類、アスタキサンチンやルテインといったカロテノイド等々多種多様な成分を作り出すことがわかってきました。私たちは、これら藻類の持つ有用な機能性成分を様々なアプローチにより発掘し、人々の健康や生活に還元できるよう日々研究開発を行っています。その結果、ヒト培養細胞試験やマウスによる動物試験を通し、非常に興味深い機能性を見出すことに成功しています。
受託・コンサルティング
7月29日は2021年のアースオーバーシュートデーです。これは、人類が残りの期間、私たちの地球を消費しづ付けると予想される日です。 これらの課題を克服し、健全な環境を次世代に引き継ぐためには、「消費」社会から「循環・共生」社会への転換が急務となっています。この地球規模の課題解決を可能とする手段の一つが『藻類』です。藻類を活用した新規事業の立ち上げ、研究開発の促進、大量培養技術の確立といった事業テーマに対して、専門スタッフが皆様の状況を丁寧にヒアリングして課題解決に向けて取り組みます。
受賞歴及びアクセラレーションプログラムの開催実績
2019年 公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金「2019年度助成事業」交付
2019年 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”選定
2020年 NEDO「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援助成金」採択
2020年 Forbes Japan“200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”2年連続選定
2021年 内閣府アクセラレーションプログラム
環境関連の取組
藻類を取り扱うことそのものが環境への取り組みと直結します。例えば、動物性タンパク質の代表とも言える肉牛では1kgあたりのタンパク質を作るのに15kLの水を必要とし、500kgの二酸化炭素を排出します。同じ1kgのタンパク質を藻類で作ると、水の必要量は150L(1/100)で済みます。また、二酸化炭素を吸収して生育するためカーボンニュートラルであり、環境への負荷は小さくなります。