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2010年、同社は岐阜県主催の商談会を通じてジェトロを知り、県内企業の地場産品輸出促進を目的としたジェトロ岐阜独自のネットワークグループ（地場産品輸出クラブ）に加入した。その後、現在に至るまで会員向けメルマガ等を通じて各種情報を入手し、貿易投資相談やセミナー、展示会やバイヤー招へい商談会などのジェトロ事業を活用している。

2013年1月、同社は「Winter Fancy Food Show 2013」に出展し、商社経由で米国企業2社と成約した。同時に、米国のブローカーからも引き合いを受け、米国輸出における流通経路の整理について模索していた時期に、ジェトロ担当者の勧めで海外コーディネーターE-mail 相談サービスを利用。ロサンゼルスのコーディネーターから流通経路のほか、商品開発やネーミングに関するアドバイスを受けたことが、今後の輸出拡大に向けた大きなヒントとなった。

2014年1月、「Winter Fancy Food Show 2014」において、同社は米国向けに新たに開発した商品を発表した。同展示会への出展を機にこれまで商談会等で出会い、継続して連絡をとっている約12社にも改めて訪問のアポイントメントを申し込み、個別商談も積極的に行った。現在、同社の米国への輸出は直接貿易２件及び間接貿易２件で、業務用バルクでの大口販売も計画している。