協業・連携事例群馬大学理工学部
(ルーマニア)クルージュ・ナポカ工科大学との国際共同研究に向け学術交流協定を締結
「ハーバート硬さ試験」研究に関する国際共同研究、大学間交流および学部間交流における協力促進
- 本社所在地
- 群馬県
- 事業内容
- 国立大学法人
- 協業・連携の形態
- 共同研究
- 協業・連携の分野
- ハーバート硬さ試験研究
国際共同研究の可能性を模索
- 日本・ルーマニア両国の科学技術分野での協力の深化を図る第一歩として開催された「日ルーマニアイノベーションフォーラム」に参加し、複数の教授と「ハーバート硬さ試験」研究に関する今後の協力方法について議論した結果、クルージュ・ナポカ工科大学と国際共同研究を模索するため学術交流協定の締結に至った。
学術交流協定の締結で共同研究に弾み
- 学術交流協定では、教員・研究者・学部生・大学院生の交流のほか共同研究や学術集会の実施を目指すことが盛り込まれた。そのほか学術目的の情報、出版物、資料の交換や両当事者が相互に合意するその他の活動について協力を図っていく構想だ。
連携した海外企業
- 企業名
- Technical University of Cluj-Napoca
- 所在国
- クルージュ・ナポカ(ルーマニア)
- 事業内容
- 工科大学
協業・連携に至る経緯とジェトロの支援
日付 | 主な出来事など | ジェトロの支援等 |
---|---|---|
2023年6月 | ルーマニア、クルージュ・ナポカで開催された「日ルーマニアイノベーションフォーラム」に群馬大学から松原雅昭名誉教授が参加。本フォーラムは同年3月に締結された日本–ルーマニア戦略的パートナーシップに基づき、総務省、在ルーマニア日本国大使館、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、ルーマニア通信監督規制庁(ANCOM)、ルーマニア研究・イノベーション・デジタル化省、クルージュ・ナポカ市等の協力の下で、両国の科学技術分野での協力の深化を図る第一歩として開催された。松原名誉教授は全体カンファレンスおよび両国の大学関係者が参加するラウンドテーブルに参加。その中で、現在科学研究費補助金で実施中の「ハーバート硬さ試験」研究について、国際共同研究の可能性を模索すると共に、交流協定に関する情報交換も行い、翌日にはクルージュ・ナポカ工科大学を訪問して、国際交流担当副学長と面会し、今後の協力内容について情報交換を行った結果、学術交流協定の締結に至った。 | 日ルーマニアイノベーションフォーラムにおける協業候補先相手との面談アレンジ |
2023年10月30日 | 学術交流協定を締結。学生、教員、研究者の交流や共同研究、学術集会の実施などが盛り込まれた。 |
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2024年5月