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アドム株式会社

米国Amazonに初挑戦！自社開発の漢方ミネラル化粧品を米国に届けたい

漢方、天然ヒアルロン酸、温泉水を利用した独自の製法のスキンケア商品の製造販売を行う。米国Amazon に挑戦するべく検討していたところ、JAPAN STORE事業に参入する機会を得て、2021年に米国Amazonに初出品。
社長自らAmazonの広告やJAPAN STORE関連イベントに参加して多くのことを学び、取り組む。

大阪府大阪市ウェブサイト

展開国・地域：: 米国
事業内容：: 化粧品の製造・販売・卸

代表の榎本賀代子氏（左）とMCの井上佳代子氏（右）

JAPAN STORE事業参加をきっかけに、Amazon.com（米国）出品の夢叶う

弊社は、無添加化粧品の製造販売を行っています。
越境ECに参入すべく、まずはAmazon.com（米国）への出品を検討していたところ、JAPANSTORE事業を知り、米国越境ECに真剣に取り組むきっかけを得て、2021年秋に事業に申し込みました。

購入者の反応や検索キーワードを都度確認し、商品ページや広告等の改善につなげる

商品を使った人がどう思ったか、商品レビューは消費者が購入を検討し、購入につなげる上で大切な情報です。
これまで、個別にインフルエンサーに商品を送り、レビューを書いてもらう努力をしてきました。2022度にジェトロのスキルアップ講座に参加し、SEOや商品ページの改善について実践的な知識やスキルを習得、Amazon VINEを始めるきっかけにもなりました。

今後はAmazon VINE先取りプログラムでレビュー数を増やすべく準備をしています。また、悪いレビューは排除するものではなく、改善につなげる重要なコメントだと考えています。実際に、商品ページの誤解の改善、商品に同封する説明書の改善につなげることができました。

また、Amazon.comの商品ページの作成や広告運営は、自社で行っていますが、SEO対策・改善のために、購入者が実際にどのようなワードで弊社の商品を検索し、最終的に購入に至ったかを都度確認するようにしています。購入に結びついたワードは、商品ページやスポンサー広告に入れ込み、消費者が該当のワードで検索する際に自社商品がヒットするようにすることで、売上が少しずつ伸びてきました。

SNSの活用、米国現地でのオフラインイベント参加による相乗効果

Amazonで販売している商品は、InstagramやFacebookで紹介することで、認知向上に取り組んでいます。
2022年10月にJAPAN STORE事業を通して、米国・ニューヨークで最大規模の日本関連イベント「JAPAN Fes New York」に出品しました。自社にとって初めての米国現地イベントへの出展でした。イベント参加にあわせて、自社のSNS広告を積極的に行い、オフラインとオンライン双方で認知向上に努めることで、通常月よりも1.5倍程度売上を増やすことができました。

（同社提供、同社SNSアカウントの写真）

商品説明の充実、セット販売により、リピート購入につなげる

最初は商品だけを送付していましたが、使い方や成分に関する英語の説明書を入れ、購入者が商品自体をより理解して活用してもらえる工夫をしています。また、石鹸の商品に、美容液や化粧水のミニボトルをつけて販売する工夫も始めました。同じ商品のリピート購入だけでなく、石鹸を購入した人が次は美容液を購入するといった動きにもつながっています。

今後の展望

肌が美しくなりたい想いや購入行動は、海外も日本も一緒だと感じています。
最初は自社ブランドのhyakkaso（百香草）という言葉をアマゾン内で検索しても商品が検索画面に出てきませんでしたが、最近は検索でヒットするようになりました。
良い商品をアメリカの人にもっと知ってもらいたい、楽しく取り組むことを大切に、今後も販促に積極的に取り組みたいと思っています。