有限会社THANX
ベトナム外食最大手とライセンス契約

からあげ発祥の地とされる大分県宇佐市でガソリンスタンドを経営する傍ら、「からあげ専門店かえで」を運営し、日本では4店舗をフランチャイズ展開。海外では、ご当地グルメ「宇佐からあげ」でベトナムへの店舗展開に取り組む。

大分県宇佐市 ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

海外ビジネス経験
:なし
目的
:海外進出
対象国・地域
:ベトナム、マレーシア

かえで海外ロゴ(左)、ベトナムで提供中のからあげ(右)

ジェトロ活用のメリット

どうやって海外の取引先を探せばいいか分からなかったが、ジェトロのミッションに参加したことで現地有力企業との商談機会が得られ、その後もジェトロのフルサポートで1つ1つ問題を解決し、契約まで辿り着けた。

宇佐の「からあげ」を全国、そして世界へ

外食産業でメニュー開発に携わった経験を持つ社長の江島氏は、出身地の宇佐市でガソリンスタンドを経営する。自動車販売数の減少によりガソリン需要が低迷する中、数年前からガソリンスタンドの一角でからあげを販売し始めた。その後、大分県を中心に「からあげ専門店かえで」の展開を開始。江島氏には「からあげ」を全国、そして世界へ広めたいという思いがあったことから、店舗数が順調に増え始めたのを機に、海外進出にも取り組むこととなった。
海外進出にあたり、親日的な仏教国で、市場に大きな将来性もあるベトナムを候補先と見定め、ジェトロのサポートを得るべく、「サービス産業個別支援事業」に応募した。ベトナム進出を具体化する上で、(1)現地の市場情報、(2)取引先候補先との商談の機会、および(3)進出方法(進出形態、進出に際しての法務・労務・税務上の問題を解決等)といったジェトロの支援が必須と考えた。2013年には個別支援案件として認定された。

ベトナムの取引先との契約調印時・関係者一同

からあげが提供されている提携先のビアクラブ「Vuvuzela」

ベトナム外食最大手とライセンス契約

同社はまず現地市場の最新状況を把握するため、13年5月、「ベトナム(ハノイ・ホーチミン)サービス産業海外進出支援ミッション」に参加。そこで現地での事業パートナー候補企業(ベトナム外食大手)との商談機会を得る。
進出計画、商談を進めるにあたり、ジェトロのホーチミン、大分、本部(東京)の各担当者は連携してフォローした。ジェトロ・ホーチミンは現地情報の提供、現地パートナーとの商談における同席、現地事情を踏まえた法務・税務・労務の相談への対応等、地元のジェトロ大分は江島氏とともに海外事業計画等を策定、進出におけるハードルについて1つ1つ社長と話し合い、問題解決に最適な支援ツールを提供した。
1年以上にわたる交渉を経て、14年8月、パートナー企業系列の飲食店にて、同社のレシピ、技術指導による宇佐からあげを「KAEDE」ブランドで提供する契約に調印。同年10月から、パートナー企業が運営するBeer Bar「Vuvuzela」のベトナム南部5店舗で宇佐からあげの提供が始まり、現在、8店舗まで拡大している。
同社は、新たな進出候補先として、台湾・マレーシア・タイを検討しており、ジェトロの継続的な支援を希望している。今後も宇佐からあげを世界に広げる取り組みは続く。


(有)THANX
代表取締役 江島 勝 氏

ベトナムでのからあげの更なる店舗拡大に取組む一方で、次なる国への展開も同時進行で進めていきたい。

写真 代表取締役 江島 勝 氏

ジェトロ大分
所員 杉野 浩史

「からあげ」ビジネスの海外展開では、今後ともジェトロのサービスを最大限活用いただきたい。

写真 ジェトロ大分 所員 杉野 浩史

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 海外投資・ビジネスミッションへの参加
    日本企業の関心が高い国等に対し投資環境視察や市場調査を行うミッションを派遣しています。
  • 貿易投資相談
    本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。
  • サービス産業個別企業支援
    ジェトロの海外ネットワークを活用して、現地出店(進出)を目指す日本企業の皆様を、海外進出検討段階からサポートします。

有限会社THANX

大分県宇佐市大字南宇佐2453番地の1
Tel:0978-37-0118
http://kaede.p-kit.com/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
代表取締役:江島 勝
従業員:6名 資本金:500万円
事業内容:石油小売、からあげ製造販売

2016年3月

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