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三和食品株式会社

新製品の開発に意気、貿易部も新設

三和食品株式会社

群馬県太田市
http://www.sanwafoods.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
香辛料、調味料等食料品の製造加工

<輸出> 対象国・地域:フランス、ドイツ、ロシア、マレーシア、シンガポール等

写真:生おろしわさび(左)、ほそぎり茎わさび(右)

時代に適応したオンリーワン製品を開発

1955年創業の三和食品は、「自然の素材を生かし、おいしさを追求する」というコンセプトのもと、カット野菜から生わさびやしょうが、大根おろし、とろろ、ドレッシングなどの業務用と小売用の香辛料や各種調味料などを製造している。食品の小分け売りが増えた70年代に、業界で初めて小袋タイプの生おろししょうが、生おろしにんにくの販売を開始するなど、時代の流れに応じた製品の開発に力を入れてきた。

同社は93年から商社経由で香港や東南アジア向けに業務用わさびの輸出を行っていたが、2011年の東日本大震災を境に、海外との取引がフランスなど一部の国で途絶えてしまった。そうした中、欧州での販路再開拓のため、SIAL 2012(世界最大級の国際総合食品見本市、開催地パリ)に出展、初めてジェトロのサービスを利用した。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会参加
海外ブリーフィングサービス
見本市・展示会への出展支援:SIAL (フランス)、FHM(マレーシア)、ANUGA(ドイツ)、FHA(シンガポール)、PIR(ロシア)
バイヤー招へい

ジェトロを活用し、予想を上回る成果

SIAL 2012では会期5日間で予想以上の成果を達成した。同見本市で手ごたえを感じた同社は、アジアや欧州で開催される国際食品見本市に積極的に参加を続け、FHM 2013(マレーシア)、FHA 2014(シンガポール)で成約を得るなどの成果を残した。

ジェトロを通じてこうした出展を行うことで、事前の市場情報の入手やフォローアップ、通訳の手配、海外バイヤーとのマッチングが容易になった。さらに現地でのタクシー利用のコツなど、ジェトロから得られるきめ細かい情報提供も同社の現地でのビジネス活動を下支えした。同社はジェトロの支援をフル活用するため、12年にジェトロの会員サービス、ジェトロ・メンバーズに加入している。

多くの出展経験を通じ、得たものは大きい。現地の嗜好調査や英語ではなく現地語でのパンフレット作成など、事前の調査や準備の重要性を認識した。さらに、出展後の現地訪問を含めたフォローアップなどを通じ、バイヤーとの間でビジネスを超えた関係を構築することにも尽力している。


PIR 2014(ロシア)

新製品の開発に意気、貿易部も新設

売り上げに占める海外比率は着実に伸びる中、「今が商機」と語る同社社長は、主力製品である加工わさびを中心に、フレッシュ本わさびや製造工程に特殊技術を必要とするブレンド大根おろしやブレンドとろろ、海外で人気の「ゆず」を利用した製品など、高い加工技術を活かした海外向け製品の販売、開発に意気込む。また、貿易部を新設し、新規に英語、貿易実務担当者を採用するなど、体制も整えている。

海外での日本食ブームと本物志向を強める海外の顧客層の拡大を背景に、高い品質と安全性で他国産との差別化を図る同社の製品は欧米、アジア市場で高い注目を集める。

新市場の開拓を
代表取締役社長 石川 徹也 氏

「わさび」の三和食品という知名度、問い合わせの頻度、ともに高まっている。今後は、SIAL 2012から開拓を行ってきたEU・アジア市場以外の新市場をターゲットにさらなる開拓を行っていきたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

三和食品株式会社

群馬県太田市清原町1-7
Tel:0276-37-8055
http://www.sanwafoods.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
従業員:49名 資本金:4,000万円

2015年3月

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