1. サイトトップ
  2. ジェトロ活用事例
  3. 株式会社磯駒海苔:アジアを中心に、さらなる販路拡大を狙う

株式会社磯駒海苔

アジアを中心に、さらなる販路拡大を狙う

株式会社磯駒海苔

静岡県静岡市
http://www.isokoma.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
焼き海苔、ふりかけ、お茶漬けなどの販売

<輸出、海外進出> 対象国・地域:アジア、欧州

国際的にも評価されるこだわりの「ふりかけ」

磯駒海苔は、「感謝の心を伝える贈り物」をモットーに、1984年の設立以来、海苔、ふりかけ、無添加のお茶漬けなどのギフト商品の開発・生産・販売を行っている。中でも、海苔にこだわったふりかけは、iTQi(国際味覚審査機構)の2014年度優秀味覚賞を受賞するなどの実績もある、輸出商品の主力である。

近年では本業である贈答用の海苔製品は少子高齢化と商習慣の変化により日本国内での販売が減少傾向にあった。一方で、11年頃から台湾の健康食品企業から商品提供の依頼を受けるようになったことなどから、海外市場への関心を持ち始めた。その後、香港の展示会に国内取引先のブース内で間借り出展したところ、カツオのふりかけへの反応がよく、13年頃から本格的に輸出に向けた取り組みを始めた。

同社が活用したジェトロの主なサービス・支援

セミナー・講演会参加
貿易投資相談
海外ブリーフィングサービス
商談会参加
新興国進出個別支援サービス

正確な情報の入手と専門家の活用が鍵

輸出に向けて一番の課題は、食品の輸出規制など海外市場についての情報不足だった。過去に添加物規制により香港への輸出を断念した経験がある同社は、正確な情報を入手することが市場を見極めるうえで重要な要素だと判断し、ジェトロ静岡が開催する巡回貿易相談会やセミナーに参加するほか、貿易の専門家からも情報を収集した。

一方、Hong Kong International Tea FairやFOODEX JAPANなどの商談会に積極的に参加し、海外市場の可能性を探った。14年からは地元金融機関の紹介でジェトロの「新興国市場開拓支援サービス」を活用し、専門家から実務的な取引から戦略策定まで具体的なアドバイスを受けることになる。事業展開ターゲットとして挙げていたシンガポールに精通した同専門家を通じ、シンガポールの百貨店で開催されたスイーツフェアへの参加や、単独では実現できない海外バイヤーとの商談が可能になった。

海外市場向けの商品開発や提案方法にも力を入れた。静岡県産のお茶を利用した抹茶ラテなどの新たな商品を開発、投入したほか、海外の消費者にも分かりやすいふりかけや海苔の食べ方を提案している。


シンガポール伊勢丹

アジアを中心に、さらなる販路拡大を狙う

外部の専門家を活用するのみならず、自社内の体制整備にも余念がない。輸出事業の本格化に向け、13年から輸出に携わる担当者を2名配置した。さらに、英語表記の製品パッケージの開発、英文ウェブサイトの作成など、海外の顧客を意識した工夫、情報発信にも取り組んでいる。

現在では、ベルギーへのふりかけの輸出とシンガポールへの抹茶ラテの輸出が実現している。さらに、アジアにおける営業拠点としてシンガポールへの現地法人設立や、イスラム圏への販路拡大のため、地元の大学と連携しながらハラール認証の取得を目指しているところだ。そのほか、イスラエル企業との商談経験を通じて、コーシャ認定の取得についても準備中である。

日本のふりかけ文化を世界に
代表取締役 深田 浩介 氏

当社の英文サイトは私自らが作成を担当している。地元静岡の素材を活用しながら、和食文化の一翼としての日本のふりかけ文化を海外に広げていきたい。

ご利用いただいたジェトロのサービス

  • 展示会・商談会への参加
    海外販路開拓のきっかけとなる展示会・商談会への出展をサポートします。
  • 貿易投資相談
    本部(東京)、大阪本部、国内各地の貿易情報センターなどでは、お客様から電話、Fax、E-mailで寄せられるご相談にお答えします。

株式会社磯駒海苔

静岡県静岡市駿河区丸子6-6-33
Tel:054-259-8018
http://www.isokoma.co.jp/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
従業員:50名 資本金:1,000万円

2015年3月

関連情報

ご相談・お問い合わせ

現地日系企業の皆様

最寄りのジェトロ事務所にご連絡ください。