ビジネス短信
外資系企業のサービス産業への進出状況
日本の国際収支統計によると、2014年の日本のアジア地域向け直接投資額は3兆6,801億円に上り、うち非製造業は1兆9,998億円と過半を占めるようになった。特に最近は、卸・小売り、通信、金融・保険といったサービス産業分野の進出が大勢を占めるようになっている。しかし、非製造業分野では日本以外の外国企業による先行事例も多い。今回、アジアおよびオセアニア地域各国での非日系企業によるサービス産業分野での取り組みに注目し、17回シリーズで報告する。