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アジア進出日系企業への円安の影響

ジェトロがアジアに進出している日系企業に円安の影響についてヒアリング調査を実施したところ、約6割の企業が影響ありと回答した。影響は輸入コストの低減などのプラス面と日本向け輸出の収入減などマイナス面と両面みられる。ただし、決済通貨や日本との輸出入状況によって、影響なし、あるいは影響があっても軽微、とする企業も目立つ。日本からの調達拡大など円安メリットを活かす新たな動きがみられる点が注目される。中国、韓国、ASEAN、インドの状況を9回シリーズで報告する。

2015年1月27日 影響受けにくい経営体質で乗り切る−アジア進出日系企業への円安の影響−(ベトナム)
2015年1月27日 現地調達率の向上などで、影響は限定的−アジア進出日系企業への円安の影響−(インド)
2015年1月27日 為替変動の影響を低減してきた経営努力が浮き彫りに−アジア進出日系企業への円安の影響−(シンガポール)
2015年1月26日 長期化なら、調達先や生産拠点の見直しも−アジア進出日系企業への円安の影響−(タイ)
2015年1月26日 円建て調達コスト下落もルピア安で相殺−アジア進出日系企業への円安の影響−(インドネシア)
2015年1月23日 ドル建て決済の企業多く、リスク回避の方法はさまざま−アジア進出日系企業への円安の影響−(韓国)
2015年1月22日 長期化した場合の事業計画に懸念(広東・福建省)−アジア進出日系企業への円安の影響−(中国)
2015年1月22日 人民元決済で為替リスク回避も−アジア進出日系企業への円安の影響−(中国)
2015年1月21日 日本からの調達や生産比率の拡大などの動きも−アジア進出日系企業への円安の影響−(アジア、日本)