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中南米における映像コンテンツ産業の現状

2013年6月に策定された日本再興戦略の中で、2018年までに放送コンテンツ関連の海外売上高を現在(63億円)の3倍にすることが定められた。中南米地域は、一部のアニメやドラマ、映画を除けば、日本製の映像コンテンツにとって未開拓の市場といえる。食品などと異なり、映像コンテンツは地理的な影響を受けにくい商材であり、物理的な距離がある中南米地域であっても新たな販路開拓先の候補になり得よう。そこで、知られざる中南米主要国の映像コンテンツ産業の現状などについて、ジェトロの在中南米事務所が情報収集した結果を17回にわたって報告する。

2014年10月10日 日本製コンテンツになじみ、アニメは有料放送に移行−中南米における映像コンテンツ産業の現状(17)−(メキシコ)
2014年10月9日 映画館に安定した人気、運営はほぼ寡占状態−中南米における映像コンテンツ産業の現状(16)−(メキシコ)
2014年10月8日 映画の興行収入は世界11位、料金やサービス競争で活性化−中南米における映像コンテンツ産業の現状(15)−(メキシコ)
2014年10月7日 時間帯により放送内容に制限、日本製はアニメが中心−中南米における映像コンテンツ産業の現状(14)−(ベネズエラ)
2014年10月6日 国外の有料チャンネル提供企業を通じた参入が現実的−中南米における映像コンテンツ産業の現状(13)−(ベネズエラ)
2014年10月3日 テレビが不可欠の娯楽、有料放送も6割近い普及率−中南米における映像コンテンツ産業の現状(12)−(ベネズエラ)
2014年10月2日 人気の日本アニメ映画でファン拡大期待−中南米における映像コンテンツ産業の現状(11)−(コロンビア)
2014年10月1日 アニメなど日本の得意分野での需要取り込みがカギ−中南米における映像コンテンツ産業の現状(10)−(コロンビア)
2014年9月30日 テレビが最も身近なマスメディア、ドラマ輸出国の顔も−中南米における映像コンテンツ産業の現状(9)−(コロンビア)
2014年9月29日 地方の映画館増設が今後のビジネスの追い風に−中南米における映像コンテンツ産業の現状(8)−(コロンビア)
2014年9月26日 トルコ製テレビドラマを初めて放送し大ブームに−中南米における映像コンテンツ産業の現状(7)−(チリ)
2014年9月25日 日本製番組のフォーマットやアニメに関心−中南米における映像コンテンツ産業の現状(6)−(チリ)
2014年9月24日 映画興行収入は過去5年間で2倍に−中南米における映像コンテンツ産業の現状(5)−(チリ)
2014年9月22日 海外映画の収益向上はファン層拡大がカギ−中南米における映像コンテンツ産業の現状(4)−(ブラジル)
2014年9月19日 有料放送やインターネット配信サービスのシェアが拡大−中南米における映像コンテンツ産業の現状(3)−(ブラジル)
2014年9月18日 中間層の拡大で伸びる映画と有料テレビ放送−中南米における映像コンテンツ産業の現状(2)−(ブラジル)
2014年9月17日 日本にとって未開拓市場、アニメに根強い人気−中南米における映像コンテンツ産業の現状(1)−(中南米)