育成の大幅遅れで産業人材不足は深刻-日系企業が直面するミャンマー労務事情(1)-

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2017年01月10日

 ミャンマーは2011年の民政移管以降、外国企業に門戸を開放した結果、世界中から企業の進出が相次いでいる。日系企業のビジネス拡大意欲も高いが、軍事政権時代の閉鎖的な経済政策が影響して産業人材の育成は大幅に遅れており、人材確保に苦労する企業が多い。ジェトロは2016年11月14~18日に、現地の労務事情についてインタビュー調査を行った。それらを基に、労務上の課題について3回に分けて報告する。1回目は労働者確保に関する事情について。

ビジネス短信 aecc4fb6e22b2cda

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