広州市、タクシー初乗り運賃を3キロ12元に改定

広州市政府は5月8日、広州市内のタクシーの初乗り運賃を3キロ12元（約204円、1元＝約17円）に改定すると発表した。現在は10元（2.5キロ）で、2011年に定められたもの。加算運賃は1キロごとに2.6元のまま。また、新たに「夜間サービス料」（夜間割増）が設定され、午後11時から翌午前5時まで加算運賃が30％割増となる。5月15日から実施される。

また、長距離利用時の空車復路料金として、利用距離15キロ超は20％、25キロ超は50％、加算運賃が割増となる（表1参照）。

広州市のタクシー運賃は北京市、上海市、深セン市と比べ安価だったが、調整後はほぼ同水準となる（表2参照）。

（河野円洋）