「Aki-No日本映画祭2025」がイスラエル6都市で開催
(イスラエル、日本、ドイツ)
テルアビブ発
2025年01月28日
エルサレム・シネマテークと在イスラエル日本大使館が共催する「Aki-No日本映画祭2025」が1月23日に開幕した。9回目の開催で、2024年作品を中心に15作品が上映され、第37回東京国際映画祭(TIFF)の東京グランプリを受賞した「敵」も含まれている。また、在イスラエル日本大使館と在イスラエル・ドイツ大使館は、第76回カンヌ国際映画祭で主演の役所広司が最優秀男優賞を受賞したドイツのヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」の特別イベントを共同企画する。映画祭の公式サイトによると、今回の映画祭では、危機後の世界における悲嘆、喪失、個人の成長といったテーマを含む人間存在の多様な探求に焦点を当てている。
15作品はエルサレム、テルアビブ、ヘルツリーヤ、ロシュ・ピナ、ハイファ、ホロンの6都市のシネマテークで、延べ50回前後の上映が予定されている。2024年の映画祭総観客動員数は約7,000人と推定されている。
1月23日の今回の映画祭初日は「ぼくが生きてる、ふたつの世界」が上映され、映画祭のキュレーターのロニ・マハダブ・レビン氏、在イスラエル日本大使館の大髙準一郎公使、同大使館の樋口義彦広報文化担当官があいさつを行った。
映画祭で開会あいさつをするレビン氏(ジェトロ撮影)
(中溝丘、アリサ・ノスキン)
(イスラエル、日本、ドイツ)
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