オマーンでJ-POWERがグリーン水素など製造事業に参画

(オマーン、日本)

ドバイ発

2024年05月08日

電源開発(J-POWER)は4月29日、フランスのEDF、英国のヤムナ(Yamna)との3社で構成するコンソーシアムが、オマーン国営エネルギー開発公社の子会社でオマーンの水素事業開発を所管するハイドロム(Hydrom)との間で、サラーラ地区におけるグリーン水素・アンモニア製造に関する事業開発契約を締結した外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。また、47年間にわたる開発権を落札した。J-POWERがグリーンアンモニア製造事業へ参画するのは今回が初めてだ。

本開発計画では、約4.5ギガワット(GW)の風力・太陽光発電設備、蓄電池設備、約2.5GWの水電解装置を導入する。製造されたグリーン水素は、サラーラ地区に建設予定のアンモニアプラントに供給される計画。

同コンソーシアムは、プロジェクトの実行可能性を確認するため、今後、詳細な事業調査を開始する予定だ。

(長谷川洋)

(オマーン、日本)

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