全米最大級の食品見本市NRAショー、ジェトロ設置のジャパンパビリオンに18ブース出展

全米レストラン協会（NRA）は5月18～21日、シカゴ市内のマコーミックプレイス展示場で、米国最大級のレストラン・食品関連の見本市「ナショナル・レストラン・アソシエーション・ショー（NRAショー）」を開催した。同展示会には、食品や飲料のほか、厨房（ちゅうぼう）器具、食器、衛生対策商品など、レストラン業界に関わる米国内外事業者2,240社以上が出展、900種類以上の商品が並び、約5万8,000人のバイヤーなどが出席した。出展者、来場者ともに前年比6％増と、ショー全体の規模の拡大が見られた。

ジェトロは2023年の前回に続いてジャパンパビリオンを設置し、18社の日本産食品を取り扱う企業が出展した。出展品目としては調味料、飲料、水産品、茶、コメなど多様な商品がそろった。ジャパンパビリオン出展者からは、「東海岸・西海岸以外の新たなエリアのバイヤーと商談ができた」「大型の業務用契約を得ることができた」といった声が上がった。

次回のNRAショーは2025年5月17～20日にシカゴで開催される予定だ。

（冨樫達也）