4月の二輪生産台数、前年同月比4.4％減の16万1,912台

タイ工業連盟（FTI）は5月23日、4月の二輪車生産台数が前年同月比4.4％減の16万1,912台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では完成車が2.9％減の13万6,387台、現地組み立て部品（CKD）が11.5％減の2万5,525台となった。

2024年1～4月の生産台数累計は前年同期比3.9％減の82万1,695台で、部門別では完成車が7.1％減の66万9,785台、CKDが13.2％増の15万1,910台だった。

4月のタイ国内販売台数は前年同月比2.6％増の12万7,045台、1～4月累計では前年同期比8.9％減の57万4,649台となった。

4月の完成車（CKDを含む）輸出台数に関しては前年同月比16.7％減の5万2,770台、輸出額は20.6％減の約43億バーツ（約185億円、1バーツ＝約4.3円）。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は18.8％減の約46億バーツだった。

さらに、完成車（CKDを含む）の1～4月累計輸出台数は前年同期比0.6％増の30万6,498台で、輸出額は3.6％減の約240億バーツとなった。また、1～4月累計の完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は4.1％減の約255億バーツという結果となった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）