3月の二輪車生産は21万9,434台、前年割れ続く

タイ工業連盟（FTI）は4月25日、3月の二輪車生産台数が前年同月比4.1％減の21万9,434台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では完成車が9.4％減の17万9,806台、現地組み立て部品（CKD）が31.3％増の3万9,628台となった。

2024年1～3月の生産台数累計は前年同期比7.8％減の66万741台で、部門別では完成車が8.1％減の53万3,398台、CKDが6.2％減の12万7,343台だった。

3月のタイ国内販売台数は前年同月比18.7％減の14万9,938台、1～3月累計では前年同期比11.6％減の44万7,604台となった。

3月の完成車（CKDを含む）輸出台数に関しては前年同月比13.4％増の8万6,239台、輸出額は9.1％増の約72億バーツ（約302億円、1バーツ＝約4.2円）。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は6.5％増の約76億バーツだった。

さらに、完成車（CKDを含む）の1～3月累計輸出台数は前年同期比5.2％増の25万3,728台で、輸出額は1.1％増の約197億バーツとなった。また、1～3月累計の完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は0.1％減の約209億バーツだった。

（高谷浩一、チャナットパット・スクマ）