イラン、日本含む28カ国に観光ビザ免除
(イラン、日本)
テヘラン発
2024年02月19日
イラン外務省のアリレザー・ビッグデリー領事・国会・海外在住イラン人担当次官は、日本を含む28 カ国の国民は、観光目的でのイランへの旅行について、2024年2月4日からビザが不要になると発表した〔2024年1月31日付イスラーム共和国通信(IRNA)〕。
イラン外務省のウェブサイトは、イランの国内法や2国間協定などに基づき、特定の外国人は従来の手続きによりビザを取得することなく、イランに滞在することができるとしている。
外務省が発表した28カ国は、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、サウジアラビア、カタール、クウェート、ウズベキスタン、キルギス、チュニジア、モーリタニア、タンザニア、ジンバブエ、モーリシャス、セーシェル、インドネシア、ブルネイ、日本、シンガポール、カンボジア、ベトナム、ブラジル、ペルー、キューバ、メキシコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、クロアチア、ベラルーシ、インド。これらの国民は、観光目的で、6カ月に1回まで、ビザなしで15日間(延長不可)イランに滞在することができる。
これとは別に、アゼルバイジャン、トルコ、シリア、ジョージア、アルメニア、エジプト、中国、イラク、オマーン、カザフスタンの国民はすでにビザ免除規定の対象となっている。
また、レバノン、ベネズエラ、マレーシアの国民は、定められた規則と条件に従って、指定された入国場所であれば、入国時に必要な許可を取得できると発表された。
IRNAによると、イラン暦1402年(2023年3月21日~2024年3月19日)の最初の8カ月間にイランを訪問した外国人の数は440万人に達し、前年同期比で48.5%増加した(2023年12月13日付IRNA)。
なお、詳細および最新情報はイラン外務省のウェブサイトを参照のこと。
(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)
(イラン、日本)
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