ネタニヤフ首相がバイデン米大統領と電話会談、「戦闘の一時停止」可能性を議論も再度協議へ

(イスラエル、米国、パレスチナ、イラン)

テルアビブ発

2023年11月08日

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は11月6日、ジョー・バイデン米大統領と電話会談を行った。ホワイトハウス外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、バイデン大統領はイスラエルへの揺るぎない支持と、ハマスやその他のあらゆる脅威からイスラエル市民を守ることをあらためて表明した一方、パレスチナの民間人を保護し、軍事作戦の過程で民間人の被害を減らすことが不可欠だと強調したという。両首脳はまた、戦闘地域から民間人が安全に退避する機会を提供し、支援を必要としている民間人に支援物質が確実に届くようにするとともに、人質解放を可能にするための「戦闘の戦術的な一時停止」の可能性について話し合ったとしている。数日中に再度会談を行うことでも合意した。

ネタニヤフ首相は同日、テルアビブで約80カ国の大使と会談外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを行った。首相は現在の軍事衝突を「文明と野蛮の戦い」と位置づけ、「野蛮主義はイランが主導するヒズボラ、ハマス、フーシ派などのテロの枢軸に率いられる」とし、それらが「中東と世界を暗黒の時代に戻そうとしている」と主張した。首相はまた、最も必要なのは「この枢軸を打ち負かすことだ」とし、「われわれはハマスを解体し、ガザ市民や中東の全ての人々に、真の未来、約束と希望の未来を提供する」と主張した。

ネタニヤフ首相は同日、米ABCニュースのインタビューで「人質の解放なくして、ガザでの停戦はありえない」と答えた。さらに「戦争終結後のガザ地区については、イスラエルが無期限で安全保障全般の責任を持つことになるだろう」と述べた。

イスラエルとハマスの衝突の詳細については特集を参照。

(中溝丘、ガブリエル・ホドス)

(イスラエル、米国、パレスチナ、イラン)

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