中国入境前のPCR検査、抗原検査ともに不要に

在日中国大使館は8月28日、日本から中国への渡航者に対し、新型コロナウイルスにかかる水際対策として渡航前に義務付けていた措置の変更を発表した。これまで実施を求めていた出発前48時間以内のPCR検査または抗原検査を不要とした。8月30日（当日を含む）から適用する（注）。

これまでは、渡航前48時間以内のPCR検査または抗原検査の結果を、WeChatミニプログラムや税関総署のアプリケーションなど、いずれかの中国出入国健康申告書で事前に申告が必要だったが（2023年4月26日記事参照）、この結果の記入も不要となった。

中国外交部も8月28日に実施した定例記者会見の冒頭で、当該措置について言及していた。

（注）この措置に係る詳細については、在日中国大使館のホームページで確認できる。

（亀山達也）