ドバイで中東最大級の美容・化粧品見本市が開催

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2022年11月10日

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで1031日~112日、中東地域で最大規模の美容・化粧品の国際見本市「Beautyworld Middle East 2022」が開催された。美容・化粧品、ヘアケア、フレグランスなどの分野を中心に、約66カ国から1,430社の出展があった。主催者のメッセフランクフルトによると、出展社数は2021年から60%増加し、来場者数は5万人強だった。

写真 Beautyworld会場前(ジェトロ撮影)

Beautyworld会場前(ジェトロ撮影)

同見本市には日本企業も12社が出展。メッセフランクフルト主催によるジャパンパビリオンには8社が出展し、日本製の美容・化粧品や美容機器などを展示、来場者の注目を集めた。出展企業からは「来場者の日本製品に対する信頼が非常に高く、その場で購入を希望する来場者も多かった」との声が聞かれた。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

主催者によると、中東・アフリカの美容・パーソナルケア市場は、2020年の350億ドルから2025年までに583億ドルになると予測されており、同市場が世界で最も急速に成長する地域の1つとしている。

次回の「Beautyworld Middle East 2023」は20231030日~111日に開催が予定されている。

(和田梅花)

(アラブ首長国連邦)

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