豪政府、全てのビザ保有者の渡航再開を発表

(オーストラリア)

シドニー発

2022年02月10日

オーストラリア連邦政府は2月7日、新型コロナウイルスのワクチンを完全接種済み(注1)である全てのビザ保有者を対象に、2月21日から隔離措置なし(西オーストラリア州を除く)での入国を認める方針を発表した(オーストラリア連邦政府外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。これまでに、ニュージーランド、シンガポール、日本(注2)、韓国など一部の国、または、技能ビザや学生ビザなどの特定のビザ保有者のみを対象に段階的に渡航再開が進められていた。本格的な国境再開は、全ての国からの入国が禁止された2020年3月以来となる。

スコット・モリソン首相は「入国条件としてワクチンの完全接種はルールだとした上で、皆様方がオーストラリアへ再び戻ってくることを楽しみにしている」と述べた。また、現在のオミクロン株の感染状況については「入院患者数、人工呼吸器やICU(集中治療室)の患者数がピークを過ぎ、減少し始めている。」と述べた。

ただし、入国後は、州政府ごとの規制に従う必要がある。ニューサウスウェールズ州やビクトリア州では、ワクチン完全接種者は到着後24時間以内の検査において陰性判定が出るまではホテルや自宅などで隔離されることになる。より厳格な規制を続ける西オーストラリア州では、到着後、7日間の隔離措置がとられている(注3)。

(注1)ワクチンの完全接種済みの詳細については、予防接種に関する技術的諮問委員会(ATAGI)のガイドライン外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。日本で使用されているファイザーやモデルナのワクチンであれば、計2回で完全接種となる。

(注2)特定区域での日本からの隔離なし渡航を再開へ(2021年11月25日記事参照)を参照。

(注3)各州政府の規制一覧外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(遠藤泰平)

(オーストラリア)

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