日本入国時の新型コロナ水際措置緩和、指定施設の隔離が不要に

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年11月15日

日本政府は11月5日、新型コロナウイルスに対する水際措置として、バングラデシュからの入国者と帰国者(有効なワクチン接種証明書を保持する者を除く)に対し、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機し、入国後3日目にあらためて新型コロナウイルス検査を義務付けていた措置を変更し、指定隔離施設での待機と入国後3日目の検査を求めないと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。新たな措置内容は以下のとおり。

  • 11月8日午前0時から、入国時の検査で陰性と判定された入国者および帰国者については、検疫所長の指定する場所での待機と入国後3日目の検査を求めず、入国後14日間の自宅などでの待機措置とする。

バングラデシュの1日当たりの感染者数は9月1,843人、10月440人、11月(1~13日)は211人、と大幅に減少傾向にある。日本からバングラデシュに入国する場合、ワクチン接種完了者については、既に隔離措置が免除となっている(2021年10月26日記事参照)。そのため、今回の日本入国後の水際措置の緩和により、日本企業関係者のバングラデシュへの出張はこれまでよりも実施しやすくなる。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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