国際線の発着を4月14日から4月20日まで停止

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年04月14日

バングラデシュ航空局は4月11日、全ての国際線の運航停止を発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。期間は4月14日午前0時1分から4月20日午後11時59分(バングラデシュ時間)としている。それに伴う今回発表の措置は以下のとおり。

  1. 救急ヘリコプター、人道的な救援措置、貨物便、その他特別許可を得たフライトは今回の措置の対象外とする。それらの運航に際して全ての乗員・乗客、機体・機材は、航空局やその他関連省庁の定めるルールにのっとり、殺菌・消毒、社会的距離の確保を行う。
  2. 新型コロナウイルスワクチン接種の有無にかかわらず、上記1.によりバングラデシュを発着する全ての渡航者は、出発前72時間以内に実施し取得したPCR検査の陰性証明書を必ず保持しなければならない。バングラデシュに入国する者は、政府指定の隔離施設またはホテルで、費用を自己負担の上、14日間の施設隔離を行わなければならない。
  3. 2020年9月27日付で定めた搭乗数の規制(ワイドボディー機の場合260人、ナローボディー機の場合140人)は、上記1.の運航に際しても適用される。

国内線の運航停止についても、4月20日午後11時59分まで継続することを11日に発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

バングラデシュでは11日正午以降も、従来の規制措置(2021年4月5日記事参照)が継続されている中、14日以降はより厳しいロックダウンに伴う措置が講じられるとも報じられており(「ザ・デーリースター」紙4月12日)、今回の措置もその一環と考えられる。日本大使館からの領事メールや報道などを通じて、引き続き随時、最新情報の入手を。

(山田和則)

(バングラデシュ)

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