ニュージーランド航空、日本便の減便を発表

ニュージーランド航空は航空需要の減少を受け、3月9日より成田～オークランド間の路線を減便すると発表した。週3便を減らし、週7便体制とする。さらに5月1日～6月30日は火曜日と金曜日の2便も減便し、週5便体制とする。同便は日本とニュージーランドを結ぶ唯一の直行便として運行されている（コードシェア有）。同路線のほか、サモア、香港、ソウル、上海、シンガポール、台北便も運休や減便となる。

ニュージーランド保健省は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、直近14日以内に中国とイランに滞在した外国人およびクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に搭乗した外国人に対するニュージーランドへの渡航禁止措置について、3月17日まで延長することを発表している。

3月10日現在、ニュージーランドでの新型コロナウイルス感染者は5人となっている。うち1人は2月25日にシンガポールからオークランドに入国し、3月2日に国内線でオークランドからパーマストンノースへ移動していた。ニュージーランド航空では、同利用便を洗浄し、安全措置を講じている。

（奥貴史）