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中国大手ハム企業、植物由来の代替肉製品を発売

(中国)

広州発

2019年11月05日

中国上場企業の金字ハム(浙江省金華市)は10月14日、米国ダウ・デュポンの中国子会社との技術提携により研究開発した、植物由来の代替肉製品を発売した。アフリカ豚コレラが猛威を振るい、養豚業に甚大な被害が出ている中国では、肉の代替品として注目が集まる。

同製品の主要原料は、大豆、エンドウ豆、小麦などの植物から抽出した植物タンパクで、肉の成分と構造を擬似して作られたもので、栄養成分、口当たりは肉に近い。

国務院弁公庁が2014年1月に発表した「中国食物栄養発展綱要(2014~2020年)」では、植物性食品を主として動物性食品で補うかたちの伝統的な食生活を理想とし、1人当たりの年間消費量について、穀物は135キロ、大豆製品は13キロを安定的に摂取することを目指しつつ、食肉製品は29キロに抑えるなどの目標が打ち出されている。

また、畜産は、アフリカ豚コレラの問題に加え、中間所得層の増加などによって食肉需要が高まる中で、将来的に食肉生産の供給が需要に追いつかなくなることも懸念されている。

新たな選択肢として注目される代替肉製品だが、広く消費者に受け入れられるには、価格の高さが課題だ。同社のプレスリリースによると、10月7日からEC(電子商取引)サイト「天猫(Tモール)」で440グラム(4切入り)が118元(約1,170円、1元=約15円、で販売され、10月17日までの売上高は14万2,614元となった。同社の馬暁鐘チーフエンジニアは、「販売量の増加に応じて、1日当たり50トン程度の生産量になれば、販売価格を3~4割引き下げることができる」と述べた(「銭江晩報」10月17日)。

(盧真)

(中国)

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