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2018年の各省・市競争力指数、クアンニン省が2年連続1位に

(ベトナム)

ハノイ発

2019年04月08日

ベトナム商工会議所(VCCI)と米国国際開発庁(USAID)が実施した2018年のベトナム各省・市競争力指数(PCI:Provincial Competitiveness Index)ランキングで、北部クアンニン省が2年連続で1位を獲得した。同省は中国国境に位置し、ハロン湾などの観光地で知られる。

PCIは、地場企業とベトナムで事業展開している外資企業に対するアンケート調査に基づき、「事業開始のコスト」「事業環境の透明性」「非公式手数料」など10項目について、それぞれ10点満点(計100点満点)で各省・市を評価するものだ(2018年4月9日記事参照)。調査結果は各省・市ごとのランキング形式で発表されるため、PCIの評点や順位は、各省・市が投資誘致を進めるうえで1つの重要な指標となっている。2018年調査では、1万2,258社(うち外資企業は1,577社以上)から回答があった。前回と比べると、ベトナム全体(63省・市)の中央値(63.23点)が1.07ポイント増加し、ベトナムの投資環境の改善を示す結果となった。

PCI報告書によると、1位のクアンニン省(70.36点)は独自の競争力指数を用いて省内の地方局などの業績を管理したり、定期的に同省首脳陣と企業代表者が直接意見交換できる機会を設けたりと、ビジネス環境改善に取り組んできた。その結果、同省所在企業の80%が「行政手続きにかかる時間の短縮」を、74%が「書類手続きの簡素化」をそれぞれ指摘するなど、とりわけ行政手続き面での評価が高かった。

メコンデルタ3省とハノイ市が健闘

上位10省・市では、ドンタップ省が2位(70.19点)、ロンアン省が3位(68.09点)、ベンチェ省が4位(67.67点)に入り、南部メコンデルタ地域の3省が前回調査よりも評点および順位を上げた(表参照)。

前年は13位だったハノイ市が初めて上位10省・市にランクインし、9位(65.40点)だった。公務員の対応や能力に関する項目で評点が伸びたことが順位を押し上げる要因となった。

表 PCIランキング上位10省・市

(庄浩充)

(ベトナム)

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