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IMF、2019年のサブサハラの経済成長率を下方修正

(南アフリカ共和国、アフリカ)

ヨハネスブルク発

2019年04月17日

IMFは4月9日発表の「世界経済見通し外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」で、2019年のサブサハラアフリカ地域(以下、サブサハラ)の実質GDP成長率を3.5%とし、2018年10月の見通し(3.8%)から下方修正した。産油国のナイジェリア(2.3%→2.1%)、アンゴラ(3.1%→0.4%)が原油価格の伸び悩みを踏まえて下方修正したため。2018年に37年ぶりに政権が交代し、経済再生が期待されていたジンバブエ(4.2%→マイナス5.2%)も大きく下方修正した。

一方で、西アフリカのガーナ(8.8%)、コートジボワール(7.5%)、セネガル(6.9%)、東アフリカのルワンダ(7.8%)、エチオピア(7.7%)、ウガンダ(6.3%)は引き続き高い成長率を見込む。南部アフリカ(注)では、1月に新政権が誕生したマダガスカルが5.2%と最も高く(2019年1月23日記事参照)、1月に18年ぶりに大統領が交代したコンゴ民主共和国が4.4%(2019年1月28日記事参照)、天然資源ガス開発の進展に期待が高まるモザンビークが4.0%と予測されている。

IMFは今回、2019年の世界経済の成長率を2018年の3.6%から3.3%に減速するとしており、サブサハラの経済成長率は今回の下方修正にもかかわらず、世界経済を上回る成長を見込む。

南アフリカ共和国は2018年10月の見通しから下方修正

域内2位のGDPを有する南アフリカ共和国の成長率は1.2%との予測で、2018年の0.8%成長からの上昇が見込まれる。一方、5月に実施予定の国民総選挙(2019年1月22日記事参照)以降も政治の不透明な状況が続くとの見方が示され、2018年10月の見通しの1.4%から0.2ポイント低下した。2020年の成長率も前回10月発表の1.7%から1.4%に下方修正した。IMFは引き続き財政再建と非効率な国営企業の改革などの構造的問題の解消が必要だとしている。

(注)南部アフリカ開発共同体(SADC)加盟国。

(高橋史)

(南アフリカ共和国、アフリカ)

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