ガソリン市中価格値上げ、今後も石油輸出価格により変動

(サウジアラビア)

リヤド発

2019年04月16日

サウジアラビア国営通信(SPA)は4月13日、国営石油会社サウジアラムコが第2四半期(4~6月)のガソリン価格を4月14日から値上げすると発表した外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますと報じた。

オクタン価91は、従来のリッター価格1.37リヤル(約41円、1リヤル=約30円)から1.44リヤルへ、オクタン価95は、2.04リヤルから2.10リヤルへ引き上げる。いずれもVAT5%を含む。

実際に4月14日に市中のガソリンスタンドに行ってみると、サウジアラムコの発表どおり、ガソリン価格が上がっていることが確認できた。

ガソリン価格は、2018年1月1日にオクタン価91が0.75リヤルから1.37へ、オクタン価95が0.90リヤルから2.04リヤルに値上がりしていたが、今回の上げ幅は前回よりも小幅だった。

また、サウジアラビアからの石油輸出価格の変動に伴って、四半期ごとに市中のガソリン価格も変更となるとも発表されている。

(柴田美穂)

(サウジアラビア)

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